植物を育てるのに、一株よりも数株寄せ植えにした方が、よく生育する。これは、別の植物との関係でも成立するらしい。
最新の研究によると、隣の植物の音を「聞いた」植物は、自ら成長を促進させるという。音響信号を利用してコミュニケーションを取っている可能性がある。
研究チームの一員で、西オーストラリア大学の進化生態学者モニカ・ガリアーノ(Monica Gagliano)氏は、「植物が“良き隣人”を認識することを実証した。このコミュニケーションは音響的な信号の交換に基づくと考えられる」と話す。
つまり、植物は化学物質のにおいをかぐ「嗅覚」や、隣人に反射した光を見る「視覚」に加え、周囲の音を聞く「聴覚」も備わっている可能性があるというのだ。「植物は、私たちの想定よりもずっと複雑な生物体だ」とガリアーノ氏は話す。
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参考 National Geographic: 植物は隣の植物の声を聞く 植物は虫の咀嚼音を聞いている 生物史から自然の摂理を読み解く: 植物の防衛策