「コボコラ」なるジャンルをご存知だろうか?
コボコラとは?
インターネット上におけるジャンルのひとつ。
その概要は1982年に連載が開始され、2015年現在まで続く、四コマ漫画の金字塔「コボちゃん(植田まさし先生作)」のコラージュ作品のことである。
ペイントツールひとつあれば出来てしまうという特徴から、他の漫画よりも圧倒的にコラが作りやすく、原作の和やかな作風を下敷きにした、コラージュならではの強烈なブラック感・ギャップが魅力。
そんなコボコラに魅せられた多くの職人たちの手により、今なお新作の投稿が行われ、傑作を生み出し続けている。
その概要は1982年に連載が開始され、2015年現在まで続く、四コマ漫画の金字塔「コボちゃん(植田まさし先生作)」のコラージュ作品のことである。
ペイントツールひとつあれば出来てしまうという特徴から、他の漫画よりも圧倒的にコラが作りやすく、原作の和やかな作風を下敷きにした、コラージュならではの強烈なブラック感・ギャップが魅力。
そんなコボコラに魅せられた多くの職人たちの手により、今なお新作の投稿が行われ、傑作を生み出し続けている。
そんなコボコラにひとつ足りないものがあるのはご存知だろうか? そう、ランキングである。
グーグルの検索窓に「コボコラ」と入れて検索すればすぐに分かる。面白い作品だけを集めたいわゆる「まとめ」「傑作選」などはあっても、コボコラをしっかりとランク付けした記事はひとつも存在しない。
・・・馬鹿な! お前ら・・・一生そうやって生きてくのかよ! 格付けしあうのがそんなに嫌なのかよ! 自分だけ満足すればそれでいいのか!? もっと骨のあるやつはいねーのか! コボコラは遊びじゃねーんだよ!
という訳で累計300作品に目を通した熱狂的コボコラニストが選ぶ、史上初のコボコラランキングベスト10をレビュー付きで発表していきたい。
なお、発表にあたり、タイトルが無い作品は誠に勝手ながらこちらで付けさせていただいた。あらかじめご了承願いたい。
第10位「バンザイ・アタック」
コボコラはよくタイトルでオチている作品もあるのだが、これもその一つである。
あまりにキレイにオチすぎて内容が全く頭に入ってこないのが素晴らしい。
どうでもいいが、タケオおじさん(コボちゃん家に居候してる人)関連はなぜか出落ちみたいなものが多い気がする。
第9位「エルシャダイ」
これもタイトルに気合が入りすぎているのだが、内容が面白く、バンザイ・アタックより上の順位となった。さりげなく3コマ目で風に吹かれる落ち葉で股間が隠れているのがポイント高い。
「大丈夫だ問題ない」のセリフが指し示す通り、全てにおいて問題しかない。
第8位「ななくさ」
皆さん・・・ここからが本番である。
コボコラの三原則である「いきなりけなす」「オチで死ぬ」「基本的に意味が分からない」をバッチリと押さえており、かつ4コマ目まであっという間に読ませてくれるテンポが良い。
おかゆではなくあえて七草がゆにしたところに作者のポテンシャルの高さが伺える。
第7位「PAN PAN PAN」
いかがだろうか、このやりたいだけ感。1コマ目のエネルギッシュ感。イワオ×イヌという概念。
「あ、イワオって攻めなんだ」と一瞬、納得しそうになってしまうこのインパクト。このコラだけを作る仕事があったとしても私はきっと信じてしまうだろう。
第6位「おかあさん、ぼく・・・あたまがおかしくなっちゃたよぉ・・・」
コンビニまで風呂で行ったらおかしいという発想。この作者が沸かしたのはどうやら風呂だけではないらしい。
しかしこの作品のポイントはそこにはない。本当に作者が言いたかったこと、それは、「キタないハダカだねー」の部分だ。さりげなく名無しのモブに言わせているところがこの作品の評価を6位まで高めたのだ。
皆さんも日常生活で危うく論破されそうになった時にでも使って頂きたい。
「きみ、きたないハダカだねー」と。
ちょっとした護身術としてあなたの身を守ることだろう。
第5位「ボちゃんボゃちんゃちボ」
なんなんだコレ。どこのチャクラを開けばこんな発想が出てくるんだ。
そもそも、家にも手乗り文鳥がいるからなんなんだ。
だけど「それで良いんだよ」という言葉が今にも聞こえてきそうな、そんな作者の優しい一面が伺える珠玉の一作。
第4位「プロフェッショナル」
一見するとイワオがただボケているだけに見えるが、それは大きな間違いだ。もう一度よく見て欲しい。
三コマ使ってイワオが戸締まりを確認し、四コマ目で紙ヒコーキを飛ばしている。つまり、しっかりと準備をしたあとに遊んでいる。そしてそこから導き出される事実はひとつ。
これはそう、イワオの仕事術なのだ。この作者は相当なビジネスマンに違いない。
第3位「ハチワンダイバー」
そしていよいよ第3位である。
さすがに3位だけあり高い完成度をほこっている。そしてイワオガン無視。
「俺はこれだけコボコラに没入しているぜ」という作者の覚悟の言葉が今にも聞こえてきそうだ。なにげにタイトル通りの展開になっているのは作者の力量があってこそだ。だからこそもう一度言う、イワオガン無視。
第2位
「ゴーゴー」
似たような光景をバイト先で見たことがあるのは気のせいだろうか。
罵倒するイワオとコウジ、何も言わない(言えない)コボ。言葉こそ本当の刃だとこの作品から学ぶことができる。
そっかぁ・・・コボコラって・・・社会だったんスね・・・
第1位「コンボ測定器」
そして栄光の第1位はこれだ!
このテンポ、このノリの良さ、これがリア充というやつだろうか。この作品を初めて見た時の衝撃を超えるものに、私はまだ出会っていない。
そしてあんなところにハンガーをかけている意味が分からないが、
「えっ? 今更そんなこと言うの?」と思われそうなのでもうやめておく。
いかがだっただろう。あなたの好きな作品はランクインしていただろろうか。このレランキングとレビューで少しでも多くの読者にコボコラの魅力が伝われば幸いである。
現在も素晴らしい作品を作ってくださる本家本元の植田まさし先生と、すべてのコボコラ職人に感謝を込め、この記事を捧げる。
それではまた会う日まで・・・
2ヒットコンボ!!
画像を引用させて頂いたサイト
トップ画像 デリケート有刺鉄線http://totansenbei.tumblr.com/post/4377707872
1位の画像【コボコラ】イワオ暴走集 – NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2140863217460473101
9位、8位、5位、4位の画像 コボちゃんコラ傑作集 – NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2124810398297732273
2位の画像【コボコラ】 最新コボちゃんのコラ貼ってくwwww – 【つっ!.COM】http://tuccom.com/vip/omosiro/47827.html
10位、7位、3位の画像 俺が本当に面白いコボコラを教えてやる……! – NAVERまとめhttp://matome.naver.jp/odai/2138950151741019501
6位の画像 【画像】このコボちゃんコラージュwwwwwwwwwww : ワラノートhttp://waranote.livedoor.biz/archives/33888143.html