銀河系の中心には一体何があるのか?数千万光年彼方の銀河の中心が妙に明るいからといって、その理由を調べたところで何か私たちの生活の役に立つのだろうか?大方何の役にも立たない。しかし、考え始めると、気になってムズムズしてくる。これは人間が本来持っている「知的好奇心」によるものだ。自然科学は「知的好奇心」の塊である。
最近の研究から、どうやら多くの銀河の中心には、数百万から数十億太陽質量の超大質量ブラックホールが有ることが分かってきた。ブラックホールとは、その強大な重力により光さえも抜け出せなくなった時空領域の事。太陽の約20倍以上の質量を持った恒星が、その進化の果てに超新星爆発を起こし、後に残されるものが恒星質量ブラックホールだ。
銀河中心核の超大質量ブラックホールは、中心付近の爆発的星形成(スターバースト)活動によって大量に生まれた恒星質量ブラックホールが、合体を繰り返して成長したものと考えられている。活動銀河核においては、尋常でなく巨大な重力源へと落ち込んで行くガスが重力エネルギーを熱へと転換させ、強力な熱輻射を発生している。
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参考 National Geographic news: 三重のブラックホールを発見 Wikipedia: 銀河系