温州みかんは「おんしゅう」でなく「うんしゅう」と読む。「温州」とはどこだろう? 愛媛は伊予、和歌山は紀州、宮崎は日向だ。温州の“う”の字も出てこない。
調べてみると意外や意外。温州は、中国の東シナ海に面した浙江省(せっこうしょう)にある市の名前。日本ではなく中国の地名だった。 温州は、中国では「ウェンジョウ」と発音されており、それが日本で「うんしゅう」と読まれるようになったらしい。
しかし「温州みかん」は国産である。JA和歌山県農の広報担当者に聞いてみた。「このみかんは、浙江省の温州が柑橘産地であることも手伝ってか、中国原産と思われがち。しかし実際は、鹿児島県の長島地域が発祥の地だといわれています。中国の『橘録』という書物で、温州のみかんを褒める記述があり、温州みかんはそれにちなんで付けられた名前のようです」
なるほど、温州みかんは柑橘類の名産地である「温州」にあやかって付けられた名前だった。ちなみに欧米では、このみかんを原産地である鹿児島にちなんで、「サツマオレンジ」「サツママンダリン」と呼んでいるという。
今回、ユニチカが「温州みかん」から抽出した「β-クリプトキサンチン」の摂取が、軽度高尿酸血症のヒトにて、血中尿酸値の低下作用を示す結果を得たと発表した。
温州みかんの「β-クリプトキサンチン」は先日このブログでも、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防できる効果のあることを取り上げたが、ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサンチンが、骨粗鬆症だけでなく、痛風にも効くとは私のような痛風の人には朗報である。
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参考HP Wikipedia:β-クリプトキサンチン マイナビニュース:温州みかん由来成分が尿酸値を低下させる helthクリック:冬の定番みかんはこんなにスゴかった!