緑茶とコーヒーには健康効果があると聞いてはいたが、今回「緑茶やコーヒーをよく飲む人は、脳卒中になりにくい」・・・こんな研究成果を国立循環器病研究センターと国立がん研究センターなどのチームが、全国で約8万人を対象にした調査でまとめた。3月15日、米心臓協会誌電子版に発表した。
緑茶やコーヒーの脳卒中の予防効果を示す研究は過去にもあるが、今回のような大規模調査は初めて。チームは、74~45歳の女性4万4000人と男性3万8000人を平均13年間追跡調査し、これらを飲むと、脳出血や脳梗塞などの脳卒中の発症率が下がるかをみた。
チームの責任者で、国立循環器病研究センター小久保喜弘・予防健診部医長によると、緑茶を毎日2~3杯飲む人は、まったく飲まない人に比べて14%発症率が低下。4杯以上なら20%下がった。緑茶に多く含まれるカテキンが脳血管を保護するよう働いている可能性があるという。
一方、コーヒーを毎日1杯以上飲む人は、まったく飲まない人より発症率が20%低かった。コーヒーに含まれるクロロゲン酸の働きで血糖値が改善され、脳卒中の原因の一つである糖尿病の発症を抑えた結果とみている。(2013年3月15日 読売新聞)
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参考HP Wikipedia:クロロゲン酸 国立がん研究センター:緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連