世間ではスマホが一般化しまして、iOSを搭載したiPhoneと、androidOSを搭載した各社スマホがシノギを削っております。前者は取っ付き易さと安定感が素晴らしいですし、後者は端末の選択肢の広さと拡張性が素晴らしく、どちらも愛好者にとっては無くてはならない存在です。
でもですよ…。何か忘れてはおりませんかね。
ガラケー?
いやいや、そちらはまだまだ健在で御座います。最近はOSにandroidを搭載し、ガラケーの使い易さとスマホの拡張性の高さを融合した『ガラホ』なんていう端末も登場しておりますからね。従来型の携帯電話も新たな進化を遂げております。
もっとこう…。ありますよね。以前から出ていたにもかかわらずあれよあれよとフェードアウトし、崖っぷちまで追い詰められてしまった存在が。そう、WindowsPhoneです。
最近のWindowsPhone
スマホに搭載されるWindowsOSは以前からWindowsの名が付いてはいますが、PCのそれとは勝手が違いました。それがWindows10MobileからはPC版Windows10との垣根が低くなり、共通したアプリが作り易くなったんですね。もう少し言うと、PCでWindows10を使っている人にとってはWindowsPhoneとの相性が更に良くなり、パソコンとスマホ(勿論タブレットも)を簡単に同じような環境で使うことが可能です。データの同期も楽々。
何度か出現しては撤退し、それでもめげなかったWindowsPhone。ハード開発においての縛りも緩くなり、2015年後半からはWindows10Mobile搭載機としてマウスコンピューター『MADOSMA』、FREETEL『KATANA01』、ヤマダ電機『Every Phone』、サードウェーブデジノス『Diginnos』が相次いで日本正式デビュー。また、1月8日にはFREETELからKATANA01の上位機種である『KATANA02』が発売されます。しかも19800円(税抜)と安い。
問題もあるWindowsPhone
ただし、問題もあります。その一つがストアアプリの少なさです。
これは特に有名どころのアプリゲームをやっているユーザーには致命的で、iPhoneやandroid機で当然の様にプレイしていたゲームが、当然の様に無い場合が多いです。
そして、端末が何機種かリリースされたところでandroid機に比べると選択肢は極少で、例えば防水対応機も今のところありません(過去の機種では一部ありましたが)また、だからといってiPhoneほどにハードとOS間の最適化が進んでいる訳では無いので、不具合も何かと出ます。正直、WindowsPhoneはまだまだ取っ付き難いです。
それでもWindowsPhone
それでも。それでも筆者はWindowsPhoneに期待をしています。
出現しては消えていた存在のWindowsPhoneですが、果たして2016年の動向はどうなるのか。
2016年はWindowsPhoneから目が離せません。
(トップ画像:https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/phonesからの引用)