保育園で離乳食をあげていた経験から、きっと自分の子育てでも大丈夫だろうと高を括っていた筆者。いざ我が子へ離乳食をあげてみると…いや~、なんてイラっとすること!(笑)
そこで、家庭での離乳食がママのストレスになりやすい理由を、保育園での離乳食と比較し、解決のヒントを探ってみました。
なぜ家庭であげる離乳食はママのストレスになりやすいのか
1.自分で作る
まずはこれでしょう。保育園では、基本的に保育士は離乳食を作りません。もちろん、こどもの発達や状態を見極め、形状や味付けなどを栄養士と相談しながら進めます。しかし、作るのはあくまで調理担当の栄養士や調理師。家庭で自分が作った時に感じる「今日手間かかったのに…」なんて思いもなければ、「もっと柔らかくするには次はもう少し煮込まなきゃダメなのか…」なんて考えなくて済むのです。このストレスを溜めないためには、ずばり適度に市販の物を買うことです。“もぐもぐ期に”など段階に応じているものもあるので、自分で作る参考にもなりますよ。
2.食べてくれない
そしてなんと言ってもこれでしょう。頭では発達の途中だから仕方ない、とわかってはいても、たたく・つぶす・にぎる・撒き散らす…さらには、いやいやをして口を開けない、より好みをする…。その姿にママがイライラするのも当たり前です。
保育園でも、基本的には担当の保育士が1対1で離乳食をあげるところが多いと思います。しかし、家庭と違うところは、複数の保育士や友達がいることです。違う保育士が代わりにあげてみることで気分が変わったり、友達が食べている姿に刺激を受け食べることもあります。
2人きりの食事に煮詰まった時には、友達親子と離乳食も一緒にしてみたり、パパにもあげてもらったりと食事の際に関わる人を増やすといいでしょう。
また、なかなか難しいですがママも一緒に食べ、その姿を見せることも効果的ですよ。
3.汚すこどもを見ながらの片付け
何とか食事を終えた後の片付け、これがまた一苦労。動き回るこどもがこぼしたご飯の上に乗り二次災害…なんとこともしょっちゅうですよね。保育園ではこんな時、“ちょっとこどもを見ててもらう”保育士が他にいるので、集中して片付けられちゃいます。しかし、こればっかりは家庭だと致しかたないところ。なるべくストレスにならないよう、予め着替えや拭くものなどの準備をしっかりしておくことが大切です。その際、すぐにこどもが遊べるスペースも準備しておき、こどもを清潔にする→遊んでいる間にその他をささっと片付けるという流れがスムーズに行えると楽ですね。
いかがだったでしょうか?
育児は毎日が変化の繰り返し。離乳食もその日、その食事ごとにどうなるかはわかりません。
なによりストレスにならないのは、“うまくいく日もいかない日もあって当たり前”と自分を励ましてあげることかもしれません。なるべく気持ちに余裕を持つことで、楽しい離乳食タイムにしたいですね。