貧乏人の節約術

  by nyank02  Tags :  

   世には節約の情報が氾濫している。
   太陽光発電で電気を売る。家電製品を購入する際に値引きをする。レストランでクーポンを使う。……etc
   しかし、貧乏人は太陽光パネルや家電製品を買うお金はないし、レストランにもそうそう行けない。しょせん、それらの節約術は、お金に余裕のある世帯のなんちゃって節約術でしかない。
   そこで貧乏人のための節約術を考えてみたいのだが、どうも難しい。
   そもそも貧乏人は爪に火を灯す生活がデフォ、生半可な節約術は焼け石に水なのだ。身を切る生活の改革が必要である。
   
   1体を鍛える
   貧乏人の大敵は病気。貧乏人はムリに食費を切り詰める生活がデフォ。しかしそれが元で体調を崩し病気になれば医療費を取られ努力が水の泡に。普段から体を鍛えよう。週に数回のウォーキングでもいい。体が温まれば暖房の節約にもなる。夏なら外出するぶん冷房代も浮く。代謝がよくなり暑さに強く寒さに強い省エネ体質になれる。

   2テレビを売る
   テレビは長時間付けっぱなしにするとクーラーよりも電気代がかかるし、受信料もバカにならない。付けないようにするか、思いきって売るといいだろう。捨てると処分代が出るのでリサイクルショップに売ったり、友人に譲るようにしよう。どうしても見たい番組は友人に録画してもらったり、迷惑がかからないような公共の施設で鑑賞すればいい。テレビがなくて淋しい時はCDや漫画を楽しもう。DVDプレーヤーを買うのも手だ。一週間ガマンすればテレビのない生活が苦にならなくなるはずだ。

   3ケータイを解約する
   職場から支給されているケータイ以外は解約しよう。PCがあればメールで連絡が取れる。「さすがにそれは…」という人は格安スマホをおすすめする。スマホからガラケーに移行するのはおすすめできない。真偽は定かではないが「スマホで儲けたい」というケータイ会社の思惑によりガラケーのバッテリーが2、3年で壊れるように設計されているという噂があるからだ。

   4一日二食にする
   一日三食は健康な身体作りの基本だと言われているが、むしろカロリーの摂りすぎで不健康という意見もある。そこら辺の議論はさて置き、一日二食なら太る心配もなく節約にもなるのは間違い。お腹が空いた時は太りにくい豆類や、100円ショップに売っているクラッカーなどの腹持ちの良いお菓子を食べるといいだろう。
   
   5ペットは飼わない
   ペットは病気に罹った場合、下手をすると人間よりも医療費がかかるし、食費もかかる。亡くなった時の葬儀代もバカにならない。飼うなら観賞魚かハムスターのような燃費のいい(と書くと語弊があるが)ペットをおすすめする。とはいえ、ペットは生活に潤いをもたらしてくれる。ペットのおかげでやる気が向上し一層節約に励めるかもしれない。多少余裕のある人はかえってペットを飼うのもいいかもしれない。

   以上。極端で精神主義の傾向が強い節約術だが、貧乏人は何かを犠牲にしたり精神主義を極める方法でしかお金を得る方法は残されていない。
   しかし私が気付かないだけで、もっと楽しみながら稼げる節約術があるかもしれない。見つけ次第また書こうと思う。乞うご期待!!

趣味で夏目漱石を研究しています。漱石ネタ、時事ネタ、節約術等々、幅広く書く予定です。ブログhttp://iroiro915.blog.fc2.com/ ブクログhttp://p.booklog.jp/users/goya0000

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