【イベント】三鷹天命反転住宅たてもの見学会【レポート】

  by yotahathi  Tags :  

2014年3月1日。JR三鷹駅からバスで15分ほどの場所にある、奇妙な集合住宅。その建物こそ芸術家・建築家である荒川修作とマドリン・ギンズによって創られた「三鷹天命反転住宅」なのであります。9部屋ある内の1部屋で「たてもの見学会」が開催されていましたので参加してきました。


今回見学した部屋は2LDKの52.80㎡のお部屋。その奇抜な形と色彩は外観だけではありませんでした。内部には謎のハシゴや球体の部屋。床はでこぼこで、天井には無数の丸環。一見すると人が暮らす部屋とは思えませんが、芸術作品として創られたこの部屋の内部にある物にはその全てに理由があるのだとか。例えば、カラフルに彩られている部屋の色彩は、どの場所にいても常に6色以上の色が目に入るようになっています。でこぼこの床はちょうど大人の土踏まずにピッタリとフィットするように設計されており、知らず知らずの内に部屋に入った者は着地する位置を部屋によって決定されてしまうのです。


見学会ではただ「見学する」だけではなく、実際にはしごに登ってみる。部屋中のでこぼこの床を裸足で歩いてみる。球体の部屋で寝っ転がってみる。丸環に物を吊るしてみる。といった「体験」を通して部屋の魅力をより感じられるプログラムが用意されておりました。ぐるぐる歩き回っていると部屋の見学というよりアスレチックで遊んでいる気分になります。この部屋は身体の動きを促すようにも創られており、そのコンセプトは「死なないための住宅」なのです。


この部屋はまだ半分しか完成しておりません。なぜならば荒川修作氏曰く「人がこの部屋で暮らす事によって初めて完成する作品」なのだから。天命反転住宅。その魅力は言葉や写真ではとても伝えきれません。是非、皆さんも見学会に参加して、この素晴らしい作品を「体験」してみて下さい。

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