巨人加藤選手の演技は一発退場!

  by 赤いからす  Tags :  


日本シリーズ第5戦は日本プロ野球界に汚点を残す試合になってしまった。

4回表まで巨人が5-2で日ハムを3点リードして3点差だった。この先試合がどう転ぶのか、まだわからない展開だった。
ノーアウト1塁の状況で巨人の加藤健捕手はバントの構えをした。ところが日本ハムの多田野数人投手の投げたボールが頭部付近をかすめ、加藤選手がバットを引いて倒れた。柳田昌夫球審はファールの判定。しかし、巨人の原辰徳監督が抗議して、加藤選手が頭を抱えて倒れたままなのを視認すると判定はデッドボールに変わり、多田野投手が危険球で退場させられた。

映像を見れば明白なとおり多田野投手が投げたボールはバットにも加藤選手にも当たっていなかった。
この後、4回表に1点が入り、交代してロングリリーフを期待していた多田野数人投手がいなくなった日ハム投手陣は崩壊した。
完全に試合をぶち壊す場面になってしまった。
球審の誤審は紛れもなく事実で、攻められてもしょうがない。けれど、判定に間違いはつきもので人間は間違いを犯す生き物である。

今回もっとも重要視すべきは加藤選手の演技である。
本人は「顔付近に来たので…。必死にプレーしました。前にも頭に当たったことがあるんで。何が起こったのかなという感じでした」と言っている。
なんとも白々しい発言である。一度当たったことがあるのなら、バットが自分のヘルメットに当たったのかボールが当たったのかわかるはずである。プロの選手ならなおさらだ。

野球とはもちろんルールは違うがサッカーの場合、ゴール前などでわざと相手選手に接触させられたように転んでPKをもらおうとすれば、シミュレーション(反スポーツ的な行為)でレッドカードの一発退場である。悪質な場合は後の試合の出場停止などの処分も科せられることもある。

プロ野球では審判を欺いてもルール違反にはならないらしい。

日ハムの島田利正球団代表は連盟に抗議しないと言っているみたいだが、これは問題視しないといけない案件だと思う。
それにしても、その後の加藤選手の打席のときに札幌ドーム内で大ブーイングが沸き起る中、2打席ヒットを打たれたのはなんとも皮肉な結果である。

画像:YAHOO!JAPANニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000007-spnannex-base.view-000)

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