クラウド・コンピューティングが、IT技術への支出を妨げるかも知れない。

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 Gartnerのアナリストによると、クラウド・コンピューティングが、IT技術への支出を妨げるかも知れないという。 2016年2月16日

 By Jay Greene、WSJ

 テキサス州のDallasにある、IBMのSoftlayerデータセンターのクラウド・コンピューティング・ラックの写真

 Gartnerのアナリストによると、世界の経済的な問題や、クラウド・コンピューティングが、IT技術への支出を妨げるが、クラウド・サービスにおいても、別の問題が発生するかもしれないという。

 Deustche Bankのアナリスト、Karl Keirstead氏によると、長期的なハードウェアとソフトウェアなどIT技術の購入に責任を持つ、CIOが、オンプレミスのデータセンターから、Amazon.comとMicrosoftといった、クラウド・サービス・プロバイダのパブリック・クラウドへの、段階的なシフトを促すかも知れないという。

 Los Angeles市のCIO、Ted Ross氏は、さまざまな都市の機関のプロジェクトに対し、ベンダを入札するサイト、Business Assistance Virtual Networkを運用するための技術のアップグレードを必要とした。

 Ted Ross氏は、このBusiness Assistance Virtual Networkサイトをホストするために、新たなブレード・サーバの購入を考えたが、MicrosoftのAzureクラウド・プラットフォームで、このサイトを実行することに決めた。

 Ted Ross氏は、MicrosoftのAzureクラウド・プラットフォームへの移行で、運用コストを半減でき、移行には、4~6週間かかるだろうと述べた。

 Ted Ross氏は、「本当に、クラウドへ投資するのが、オンプレミスへ投資するよりも、賢明だと思う。」と述べた。

 Keirstead氏は、MicrosoftのAzureが、Amazon.comのAmazon Web Services(AWS)に次ぐ、No.2のパブリック・クラウド・プラットフォームに発展したと、レポートで述べた。

 Keirstead氏によると、Microsoftのクラウド・プラットフォームは、オンプレミス・ソフトウェアの既存の顧客の多くに、アピールするのに、十分に優れているという。

 Keirstead氏によると、Google Cloud Platformは、ビデオ・コンテンツの転送や、ビッグデータ処理といった、特定のサービスにおいて、特に優れており、オンプレミス・ソフトウェアの移行や、他のクラウド・サービスでは、MicrosoftのAzureや、Amazon.comのAmazon Web Services(AWS)よりも劣っているため、クラウド・コンピューティング市場で、周回遅れの、No.3のパブリック・クラウド・プラットフォームに成っているという。

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