Samsungは、フィットネスやヘルスケアのウェアラブル・デバイス用のバイオ・プロセッサ・チップを提供する。

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 2016年の前半に、ウェアラブル・デバイス用に開発された、Samsungのバイオ・プロセッサ・チップは、ヒース・レートやリズムから、体脂肪やストレスのレベルまで、あらゆるものを測定できるようにするだろう。 2015年12月29日

 By Jeffrey Burt、WSJ

 Samsung Electronicsは、ヒースとフィットネスを監視する技術を詰め込んだ、小さなバイオ・プロセッサ・チップを提供する。

 Samsungのオフィシャルは、2015年12月29日に、同社が、ヘルスケア指向のウェアラブル市場を狙った、バイオ・プロセッサ・チップを大量生産する予定であると発表した。

 Samsungのオフィシャルによると、このバイオ・プロセッサ・チップは、2016年の前半に、さまざまなウェアラブル・デバイスに搭載されるという。

 ヘルスケア指向の、このバイオ・プロセッサ・チップには、心拍数や血圧や歩数だけでなく、皮膚の温度、体脂肪率、ヘルス・リズム、骨格筋量、ストレスのレベルなどをモニタリングできるようにする技術も含まれている。

 歩数、心拍数、血圧、体温などをモニタリングし、自分たちの健康やフィットネスを管理することへ、ユーザの関心が高まっている。

 Samsungは、ユーザが、自分たちの健康の追跡を支援する、ウェアラブル・デバイスの開発を加速させることに、興味を持っている。

 ウェアラブル・デバイス市場は、これから数年間で、急速に成長することが期待されている。

 業界のオブザーバによると、このウェアラブル・デバイス業界の成長を促す、分野の1つは、フィットネスであるという。

 IDCのアナリストによると、2015年3Qにおける、世界のウェアラブル・デバイスの出荷台数は、前年同期の710万台から197.6%も増加し、2100万台になったという。

 ただし、スマートウォッチは、Apple、Motorola、Pebble、および、Samsungのようなベンダからの、新たなデバイスのおかげで、消費者の関心を引いたが、まだ、フィットネス・トラッカに対する消費者の需要には影響を与えていないようだ。

 スマートウォッチとフィットネス・トラッカーの分野は、2015年3Qに、大きな成長を見せた。

 Apple WatchやSamsungのGear 2スマートウォッチのようなデバイスは、心拍数や血圧や体温を測定できるが、Samsungのバイオ・プロセッサ・チップを搭載したウェアラブル・デバイスは、体脂肪率、ヘルス・リズム、骨格筋量、ストレスのレベルより多くを生体情報をモニタリングできるようになる。

 Gartnerのアナリストによると、商業地域における、フィットネス・トラッカの需要は、さらに増加しているという。

 Gartnerのアナリストは、2018年までに、200万人の従業員が、雇用の条件として、ヘルスケアやフィットネス追跡デバイスを身に着けることが要求されると予測している。

 このようなウェアラブル・デバイスを身に着けなければならない人たちには、さまざまな危険に遭遇する可能性のある、警察官、消防士、救急隊員などだけでなく、プロのアスリート、政治的な指導者、電車やバスの運転手、航空機のパイロット、原子炉での作業者などがいる。

 Samsungオフィシャルは、オールインワンのバイオ・プロセッサ・チップを搭載した、フィットネス・デバイスの開発を促すことを期待している。

 Samsungのバイオ・プロセッサ・チップは、アナログ・フロントエンド(AFE)を搭載しており、マイクロ・コントローラ・ユニット(MCU)、電力管理IC(PMIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、および、eFlashメモリが、外部プロセシング・パーツに頼ることなく、測定したバイオ信号を処理できるようにする。

 このバイオ・プロセッサ・チップは、高機能なウェアラブル・デバイスのサイズを小さくすることを促す。

 離散的な形態で使用されるなら、このSamsungのバイオ・プロセッサ・チップは、関連する、すべてのパーツが占領するスペース全体の、約1/4しか占有しない。

 Samsungは、このバイオ・プロセッサ・チップに、生体電気インピーダンス分析、光電脈波 心電図、皮膚温度、および、電気皮膚反応を含む、5個のアナログ・フロントエンド(AFE)を統合している。

 アナログ・フロントエンド(AFE)は、体脂肪、骨格筋量、心拍数とリズム、皮膚温度、および、ストレスのレベルをカバーする。

 Samsungオフィシャルによると、新たなフィットネスやヘルスケア・デバイスの開発を、さらに促すために、同社は、ヘルスケア指向のウェアラブル・デバイスやアプリの開発を促すために、いくつかのバイオ・プロセッサ・ウェアラブル参照プラットフォームを、システム・メーカに提供する計画だという。

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