膀胱炎や便秘の原因が子宮筋腫だったりする

婦人科検診に抵抗はあるかと思います。

女性には、便秘や膀胱炎になる方が結構多いのです。
ただ、それが病院に行っても、たいしたことがなければいいのですが、尿が濁っていて、膀胱炎らしく、泌尿器科で「腎臓に石が出来てたりする可能性もあるので、念のため、CT検査受けておきましょう」と言われることがあります。
そして、CT検査をすると「腎臓には問題なかったのですが、子宮筋腫がかなり大きくなっていて、腸や膀胱を圧迫するくらいになってるので、出来るだけ早く、婦人科の診察を受けてもらえますか」と言われることがあるのです。
まさか、膀胱炎や便秘でこんなことになるとはです。

子宮筋腫は、不正出血などなければ、なかなか気づきにくい、自覚症状が出にくい病気でもあります。
でも、ここまで大きくなってしまうと、子宮全摘出になってしまいかねません。
手術後、普通に歩けるまで時間もかかりますし、尿をもよおす感覚が、なかなか戻りにくい場合もあります。
当然、「しばらくお腹に負担がかかるようなことは控えてください、それと、更年期障害が早く来る可能性もありますので、調子が悪いと思われたら診察受けに来てください」とも言われます。
毎月の生理の煩わしさから解放されることは、ラクになったと思うかもしれません。
でも、手術後の体にかかる負担は、予想以上に大変なものです。

婦人科の検診を受けられる女性は、日本は非常に少ない状態です。
でも、早めに診察を受けることで、防げる病気もあるのです。
入院、手術になるとお金がかかるのはもちろん、仕事に復帰するまで時間がかかってしまいます。
そうなると、以前の職場に戻ることが難しく、退職せざるを得ない場合も出てきてしまいます。
そして、何よりも、身の回りのお世話をしてくださるご家族の方々などに心配や負担をかけてしまいます。

タダでは健康は手に入りません。
後回しにすればするほど、お金もかかりますし、治療も長引いてしまいます。
自分の体は自分で守るしかないのです。
検診を受けに行くのは勇気が要りますが、女性の先生も増えてますので、お近くの病院で探して、必ず受けるようにしましょう。

独身43歳です。人と群れるのが苦手で、一人でいるのが大好きです。趣味は、読書と映画とお散歩、人間観察です。

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