購入ボタンは、ソーシアル・コマースの次のステップである。

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 小売業者の半分未満が、購入ボタンを使用している。 2015年11月9日

 By eMarketer

 FacebookかGoogle+の「Shop the Hangout」キャンペーンに、製品の取り合わせを置く、「Banana Republic」のような小売業者で、ソーシアル・コマースは、毎年、自分自身を再創造する。

 Facebookは、2011年に、Google+は、2014年に、「Shop the Hangout」キャンペーンを開始している。

1)米国のデジタル小売業者の、プラットフォームごとの、購入ボタンの採用 2015年8月
購入ボタンを採用先          割合

メールに購入ボタンを持つ       27.1%
Facebookに購入ボタンを持つ     22.0%
Googleに購入ボタンを持つ       6.8%
Pinterestに購入ボタンを持つ      5.9%
Twitterに購入ボタンを持つ       5.9%
Instagramに購入ボタンを持つ      1.7%
直接購入ボタンを持たない       59.3%

 ソース:Campaogner、2015年9月29日

 最新の反復には、多くのモバイル・ユーザが、このスポットで、買い物ができるように、「購入ボタン」の版を追加した、SNSプラットフォームが含まれる。

 新たなeMarketerレポート「Buy Buttons: Where Social Meets Mobile Commerce」は、ソーシアル・ショッピングのこの版用の潜在的な何かを探索する。

 「購入ボタン」の採用は、2015年に、SNSサイトなどで広く採用されるようになってきた。

 メールのマーケティング会社、Campaignerによると、主なSNSサイトのテストや、いくつかの形態での「購入ボタン」の実装にも関わらず、米国の小売業者の半分未満が、2015年8月に、「購入ボタン」を使用していたという。

 しかし、小売業者は、自分たちの潜在能力により、自分たちの「購入ボタン」に、ユーザから興味を持たれていないようだ。

 オンライン・メンズウェアとアクセサリの小売店、JackThreadsで、ソーシアル・メディアの戦略家、Liz Zink氏は、Instagramの新たな応答ボタンに、顧客を獲得する、見込みを得た。

 「購入ボタン」を持つことが、我々に、すごくエキサイティングであるだけでなく、広告の効率を向上させるだけでなく、見込み顧客への到達度を向上させる機会が得られたという。

2)英国のデジタル小売業者対米国のデジタル小売業者によると、殆どの販売変換(商品に関連したキーワードなど)を作成したりするSNSサイト、2015年6月

最も販売変換を
作成するSNSサイト  英国   米国   合計

Facebook        65%    64% 64%
Twitter         20% 18% 19%
Instagram        8% 10% 9%
Pinterest       4% 7% 5%
その他        4% 1% 2%

 ソース:Campaogner、2015年9月29日

 各SNSサイトは、「購入ボタン」への、異なったアプローチを取った。

 例えば、2015年7月のChannelAdvisor調査で、米国のデジタル小売業者の3倍が、Facebookを考慮していたことが分かった。

 Pinterestのビジュアルなアピールにも関わらず、Instagramも、米国のデジタル小売業者に、購入ボタンをアピールしていたことも分かった。

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