爆発的な美味さ! 相模原で『馬のにぎり寿司』を食す! @『焼肉はせ川』小田急相模原

  by YELLOW  Tags :  

米軍補給廠の”爆発事故”で世間を騒がせている神奈川県相模原市。

その片隅にある『小田急相模原駅』”通称オダサガ”と呼ばれるローカルに”史上最強の焼肉屋さん”がある事は、さんざんアピールして来ましたが、まだ知らない人の為にあえて言おう!

「焼肉はせ川を超える焼肉屋は存在しない!」

何度通っても決して制覇出来る気がしないメニューの数々、超絶に美味い高級和牛を炭火で食べる喜び、圧倒的なボリュームで全てを駆逐するサイドメニューの数々、どの部分を切り取っても全てが”規格外”のアルティメットスタイル……。

焼肉界の『カール・ゴッチ』と呼ばれる『焼肉はせ川』に、今回も瀕死になった筆者で御座います。

『ポテトサラダ』(100円)

筆者は『焼肉はせ川』(完全予約制)に訪れると必ず『ポテトサラダ』を頼みます。毎回頼むので、きっと今ごろは「ポテトおじさん」のあだ名が付けられている事でしょう。

『焼肉はせ川』の『ポテトサラダ』はいつも美味しくて、しかも二種類の味で盛り合わせてある事が多いので、ポテサラマニアもきっと満足出来ると思います。

ちなみに、筆者は”100円”だから食べたいって訳ではなく、本当に心の底からポティトゥを欲している点だけは強調しておきたいですね。

『柔らかヒレ肉』(1580円)

最近、あまりに『焼肉はせ川』で高級な和牛をリーズナブルに食べてしまった為、一切ほかの焼肉屋さんには行けなくなってしまった自分がいます……。

とにかくメニュー全般檄安な『焼肉はせ川』ですが、本当にお得(原価に近い)なのは高級和牛シリーズです。

ちなみに筆者も希少部位を含め、一通り食べてみましたが、どれも美味しく失敗した試しがありません。

しかし、そんな中でも頭ひとつ抜けた存在の肉があります。

「国産高級和牛 ヒレ肉」

多くの焼肉マニアを『焼肉はせ川』に連行して来た筆者ですが、一番感動したとの声が多かったのが”ヒレ肉”でしたね。

実際に筆者も、このA4、A5クラスの国産和牛を使った”ヒレ肉”は超絶に美味しいと思います。

しかも今回は『柔らかヒレ肉』(A5)と壁に貼ってあるので、かなり美味しい肉だったと思われます。

そんな素晴らしい究極の肉を、この厚切りで食べる事の幸せ……。

これを知ったらもう後戻りは出来ません。

『牛タン 並』(800円)

「牛タン無くして焼肉は始まらない」

まず”焼肉の作法”で一番大事な事ですので説明させて頂きますが、最初は網の汚れない肉から焼くのがセオリーです。

なので塩で食べる事の多い”牛タン”を最初に焼けと言われているのです。

いきなりホルモンで網を燃やしたり、タレの焦げを網に残すタレ系を焼くのは粋じゃありません。

では、なぜ今回は『柔らかヒレ肉』を先行させたのでしょうか? ヒレは脂も少なく網に張り付きやすい部位でもあります。

しかし、今回はサイドメニューにターゲッティングしているので肉は控える方向なので、網のコンディションよりも

「肉の美味しさ」

を重視したのです。タン、ヒレ、サーロインでは”舌肉肉”となり、ちょいと味の変化が乏しいですよね?

なので網に張り付くリスクを背負ってでも、あえてヒレから攻めた次第です。

なお、今回は友人に『上 牛タン』(950円)以外に、普通の牛タンも食べてみて欲しかったので、あえて『並 牛タン』(800円)にしてみました。

結果、これでも全然美味しいし、まったく問題ないとの意見で一致しました。

『サーロインステーキ』(A5 1580円)が神だった件

そして、ある程度『焼肉はせ川』に通い慣れてくると、自分達が食べたい肉の他に、必ず店主オススメの肉をオーダーに入れます。

すると、その日一番美味しそうな極上の肉を出してくれるので、特にコダワリがなければ店主のオススメは食べておくべきです。

この日は『サーロインステーキ』がイケてるとの事で、早速注文してみました。

個人的には『焼肉はせ川』の場合、どの肉もステーキカットばりの極厚で出てくるので、さしてステーキ感を欲してはいなかったのですが、出てきた『サーロインステーキ』を見て自分の過ちを気づかされました……。

「厚さ1インチ以上からがステーキである」

厚さ25㎜以上からが本物のステーキと言う事でしょうか?

最初に食べた『柔らかヒレ肉』も相当にステーキですが、あれでは『焼肉はせ川』ではステーキとは呼べない様ですね。

そのボリュームも圧倒的ですが、この『サーロインステーキ』の肉質はヤヴァィヤヴァィですね。大事な事なので2回繰り返すくらいヤヴァィです。

筆者もサーロインステーキと呼ばれるステーキを食べた事はありますが、今まで食べて来たサーロインステーキは一体なんだったのでしょうか?

「口の中で噛まずに溶けるとは、この事か?」

ありきたりな表現しか出来ませんが、肉質も脂も異次元で適当な言葉が思い浮かびません。

『馬のにぎり寿司』(1500円)

前菜の焼肉を食べたら、いよいよメインのサイドメニューを食べる事にしましょう。この時点で言葉としてもおかしいのですが、コレが『焼肉はせ川』の平常運転です。

このサイドメニューが豊富過ぎて、いつも悩んでしまうのですが、今回は新しく加わった『馬のにぎり寿司』をチェックしてみましょう。

ちなみに『焼肉はせ川』の『馬刺し』は650円とリーズナブルで、非常にボリュームがあります。割とお高い”馬刺し様”を650円で出してくるのが、オダサガのラスボス『焼肉はせ川』なのです。

そんな『焼肉はせ川』が1500円と、この店にしては強気な値段で攻めてくる『馬のにぎり寿司』……。凄く気になります。

おわかり頂けるだろうか? このマグロのような”刺し”が入った馬肉の素晴らしさが?

筆者は結構、馬刺しが好きで色々な店で、色々な馬刺しを食べて来ましたがコイツは激ヤバですね。

こんなスペシャルな馬刺しを使った『馬のにぎり寿司』が8カンで1500円とか、他の焼肉屋さんで味わえるでしょうか?

ちなみに寿司屋で言う”がり”の替わりに『馬刺し』が付いてくるのも『焼肉はせ川』の心意気です。サービス精神旺盛な店主の料理は、全てが”食べる人”の事を考えられています。

ようこそ『焼肉はせ川』ワールドへ

普通の人であれば『馬のにぎり寿司』を食べてデザートでフィニッシュですが、真の”ハセリスト”を目指すならば店主自慢のラーメン系も食べておくべきでしょう。

この暑い真夏にスープから仕込んでいる、その努力に敬意を表する意味も含めて、積極的にオーダーしたい筆者です。

と、言う訳で前から気になっていた『メガチャーシュー麺』(700円)をオーダーです。

前回、我々のパーティーは『つけ麺』(800円)で全滅し、不覚にも1玉半くらい残してしまいました…

麺が盛り切れない時は、2皿で出してくるのが『焼肉はせ川』クオリティなのです。

あの時の悪夢が脳裏をよぎります。しかも本日は我々も2名なので、確実に危険な予感で御座います。

しかし!

きっとコイツらならラーメンを食べてくれる、必ずオーダーしてくれるに違いないみたいな”オーラ”を、ガンガンに厨房から飛ばして来てるような気がするので、ここは後に退けません。

『メガチャーシュー麺』(700円)を所望する!

ちなみに普通のラーメンでも激盛りなのに”メガ”ですからね!

あと一応言っておきますけど、この店は値段と質とボリュームに相互関係は無いので、安いから大丈夫だろと思った瞬間、ぬっコロされてしまうので要注意です。

結果、この写真ですが何か?

もう、こうなる事は想定の範囲内なのですが、改めて出されると引くわ! ドン引きですわw

もはや『焼肉はせ川』のお約束とも言える、このグラフィックですが

「強制替え玉システム」

が採用されているのは筆者達だけではありません。むしろデフォルトで”替え玉”が来るのは覚悟しておいて下さい。しかも、例によって例のごとく

「麺2種類=麺2玉」

それぞれ違う種類の麺を味わって欲しいとの、過剰なサービス精神からくるシステムも採用されています。

『メガチャーシュー麺』は伊達じゃない!

あと丼に入りきらないと言いながら、常に丼の上まで盛ってくるので丼を鍋に入れて提供するのも『焼肉はせ川』スタイルです。

ちなみに、この丼の中は麺3玉がギッシリ詰まっています……。

もう、この時点で十分メガなんですけど、これに替え玉も加わるのですから凶悪です。

サービス満点『焼肉はせ川』

当然、これだけの麺が入っているとスープが不足してしまいます。しかし、御安心あれ。

店主自らスープの入った大きな寸胴鍋を持って、スープを追加しに来てくれましたw そうなると味が薄くなるので、ちゃんとタレも足してくれます。

「初めから丼二つで提供しては、どうだろうか?」

しかし、それだと二人前になってしまうので、ソコは『焼肉はせ川』的には絶対に譲れないらしいです。

ちなみに『メガチャーシュー麺』のベースは鶏のスープで、しかも鶏ガラではなく”丸鶏”でスープを作っています。

他にも鶏皮など色々な材料を使っているので、普通にラーメンとして美味しく仕上がっています。

『メガチャーシュー麺』のメガとは?

逆に、筆者レベルでハセ慣れしてくると、このくらいの麺量ではメガではありません。むしろ、どこら辺がメガなのかと小一時間は問い詰めたいくらいです。

「チャーシューが激メガだった件」

その事実に気が付くまで、さほど時間は必要としなかったのですが、記事的に引っ張ってみた次第です。

「いや… 流石にチャーシュー多過ぎだろw」

写真だと3枚しか見えませんが、丼の裏にも1枚隠れていました。しかも1枚1枚の厚さと言うかボリュームがヤヴァイです。

「コッチがメガだったのか…」

そう気付いた時には全てが終わっていると言う罠。ラーメン自体は意外とサッパリしているのですが、とにかくチャーシューが重いですね。

ちなみにチャーシュー自体は、結構甘い味付けですが非常に美味しく、かなりレベルの高いチャーシューです。

しかし!

すでに前菜の焼肉で、かなりの肉を摂取して『馬のにぎり寿司』も食べているので、さして肉を欲していない感があるのは否めません。

『焼肉はせ川』 総評

正直、今回は記事を二回に分けようと思ったのですが、それだと『焼肉はせ川』のボリューム感が100%は伝わらないと思うので、食べた料理の全てを無理やり詰め込んでみました。

いや、筆者もかなり鍛えているので『馬のにぎり寿司』までは余裕だったんですけどね。

ちなみに今回はギリ完食出来ましたが、残念ながらデザートまで辿り着きませんでした。

しかし、前回の『つけ麺』の時のような無様な醜態を晒さなかったので、筆者的には非常に満足で御座います。

それでは、みなさんも是非『焼肉はせ川』に予約をしてから訪れてみて下さい。

何度も言いますが『焼肉はせ川』は完全予約制なので、電話で予約してからでなければ、100%入店出来ない事を忘れてはなりません。

『焼肉はせ川』(完全予約制)

住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6

営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

ウェブサイト: https://foodnews.jp/wp/

Twitter: mossberg835