私のTシャツコレクションその1


 私は、幼少期にはほとんどTシャツというものを着なかった。下着としての丸首シャツは着ていたけれど、普段着のあるいはおしゃれとしてのTシャツには興味がなかった。
 それは、ポケットが付いていないからという理由もあった。だから夏は半袖のポケットのついたポロシャツのようなものを着ていた。学生時代もそうだった。
 働くようになって、同僚が海外旅行に行くことになったとき、土産は何がいいかと聞かれて「Tシャツがいい」といったのが始めだろう。そういえば子供のころは、旅行に行くと記念にペナントを買っていた。あの感覚だったのだろう。
 同僚たちは毎年どこかへ旅行し、その度にTシャツをお土産としてくれた。そのころのものはもう持っていない。着古してしまったんだろうか。
 それ以降気に入ってしまい、自分でも事あるごとに、Tシャツを買うことになった。その内ほとんどが着ないままタンスにしまわれている。これから徐々に着ていくつもりだけれど、その前に写真を撮っておこうと思ったのがきっかけで、この文章を書くことにした。
 一番上の写真は、美術館のお土産にもらったもので、誰か江戸時代の画家の書いたものだと思っていたけれど、調べてみると、どうやらそうではないらしい。木村英輝というひとの壁画が元になっているらしい。
 最近着るようになったものなので、まだそれほど汚れていない。カエルの柄が可愛らしい。仏教的な感じがするのは、ハスの葉のせいだろうか。

スターウォーズ


 次の写真は、これはもう随分うす汚れている。『スターウォーズ』の『エピソードワン』を観に行ったときに、映画館で購入したもの。あのころはまだ金があった。いまではパンフすら買い渋る。
 幼いアナキン・スカイウォーカーの影がダースベイダーになっている。映画自体がそれほど面白くなかったので、あまり気に入っていない。今度『エピソード7』が公開されるらしくて、観には行くと思うけれどあまり期待していない。それほど最初の作品(『エピソード4』)が素晴らしかった。

お土産


 お台場に『フジテレビ』が出来たときのもの。お土産にもらったものと思っていたけれど、もらったはずの人に聞いたら、そんな覚えはないとのこと。デザイン的に買うはずがないと言い張る。私が自分で買ったのかもしれない。

 等伯展のもの。私は行けなかったので、行った人が買ってきてくれた。サルが木にぶら下がっている。可愛い。

 カンクン土産にもらったもの。『マヤカレンダー』のデザインになっている。
 やはりお土産にティーシャツを貰うのは嬉しい。これからは積極的に着ていくことにしたい。もう人生も残り少ないのだし。

お気に入り

 ここからは、ふだんよく着ているお気に入りの物を掲げていく。あちこちで自分で買ったものだ。

 『ニャロメ』は昔から好きだった。近所のスーパーで売ってたので迷わずに購入していた。着ているとすれ違いざまに女子高生が「ニャロメ!」と叫んだりする。
 昔『ニャロメ』のレコードも好きだった。長いあいだ入手できなかったけれど、コンピアルバムが出たので聴くことができるようになった。それも結構前のことだ。年と共に月日の流れが速くなっている。
 カラオケで『ニャロメのうた』が入っていたので歌ってみた。『宮尾すすむと日本の社長』というバンドによるカバーのものだった。若干編曲が違うけれど、ギターのリフなどが同じなので楽しく歌うことができた。B面は『ケムンパス』だったけれど、これはカラオケに入っていないようだ。入っていたら歌うのに。『天才バカボン』の主題歌も歌った。これは全編にわたって口琴の演奏が聞こえる。今度カラオケに行くときは口琴も持っていこう。

 どこかへ旅行したときに買った『ナマケモノ倶楽部』のティーシャツも、随分よれている。鳥羽に行ったときだったか、淡路島に行ったときだったかよく覚えていないけれど、海の見えるロビーでふっと衝動買いしてしまったものだった。

 京都になにかの展覧会を観に行ったとき、たまたま宵宮で鉾の内覧をやっていた。そのとき入った『舩鉾』でTシャツを購入した。背中には鉾の絵が入っている。胸のところは、斜めに絞り染めが入っていてその上に「舩」の一字が入っているのが洒落ている。

 『くまモン』には、わざわざ熊本まで会いに行ったこともあるけれど、そのときは買わなかった。吉祥寺に映画を観に行ったときに、ふと見たらそのティーシャツがぶら下がっていた。前側は『くまモン』の様々な表情がプリントされているが、背中側はその後ろ姿がプリントされていて、この後ろ姿がたまらなく可愛いのだ。

次回以降は・・・

 今回ご紹介したティーシャツは、いずれも普段よく着ているものだ。実は着ていないものがけっこう引き出しに眠っている。もったいなのので、死ぬまでに来たいものだけれど、その前にここで紹介していくことにしようと思っている。
 ではまた。

 写真は著者撮影による

好きな小説・映画・音楽などについて、まとまった形で表現できればと思います。

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