ワイルドエリア福岡の2日間フル参加レポ / 挑戦的な内容で見えた新しい“リアルイベント“のカタチ【ポケモンGO】

  by edamame/えだまめ  Tags :  

11月16日と17日に『ポケモンGO』で世界初開催となる「ワイルドエリア:福岡」が開催。現地で2日間フル参加してきた様子をレポートします!

47kmくらい歩いた&380万XPくらい増えた。砂も200万くらい増えた

2日間もプレイしていると、スクショや起きた出来事が多すぎて、全てを紹介すると読むのに1時間くらいかかる量になってしまいます。それほど濃いのがリアルイベント。

しかし、そんなに書いても読み手が疲れてしまうだけなので、本当にサクサクサクっとプレイ結果を紹介していきますよ!

▲こちらがワイルドスタート前。

▲2日間完走後。2日間で47kmくらい歩いた&380万XPくらい増えました。ちなみに星の砂は200万くらい増えていました。

これだけ稼ごうと思うと、通常時であれば1か月以上かかっても不思議ではないレベル。恐るべしリアルイベントのモチベーション&ボーナス。

▲イベント開始後の「舞鶴公園」内は、大量のポケモンと大量のレイドバトルで大盛り上がり。常時この状態だったので、ボールを投げる手、レイドボス攻撃のために画面をタップする手が止まることはありませんでした。

そのせいか、この記事を書いている今も腕がずっとプルプルしています。

強いポケモンのゲットはひたすらに快感

今回のイベントの目玉の1つである“強いポケモン”は、個体値が高く、サイズも大きくなりやすいというのが特徴でした。

▲ゲット画面のたびに「うおおお!」とテンションが上がります。高級感ありまくり。

▲ハリーマン、

▲ガチゴラスなど、普段野生で見かけないポケモンのゲットチャンスというだけでウキウキ。

出現数に関しては大多数のトレーナーの想像を下回っていた感は否めませんが、イベントの顔になるには十分なワクワクは感じられたという印象です。

すでに多くのアタッカーを所持している上級者トレーナーにとってはあまり恩恵がない要素のように感じられたかもしれませんが、このイベントを機に復帰したり、レイドアタッカーを全然持っていないトレーナーからすると、短時間で上級者に匹敵する戦力を入手可能という超絶ボーナスだったはず。

筆者の想像ですが、初心者〜中級者と上級者の溝を埋め、皆で楽しめるようなイベントにするぞという趣旨が強めの内容だったのかなと。

▲強いポケモンにより、一気にボックス内の平均CPが上がっている……!

▲皆個体値も高いので、かなり戦闘力が上昇したトレーナーも多いのではないでしょうか。

▲ゲット成功率の高い「GOサファリボール」のシステムもかなり良かったですね。1匹のポケモンのゲットに長時間拘束されるという状況がほぼ無くなるのでストレスフリーでした。

▲進化後ポケモンをゲットするたびに体長・体重がことごとく塗り替えられていくので、おひろめガチ勢的にも嬉しいボーナスだったのではないでしょうか。

▲進化後ポケモンの色違いを直引きする気持ちよさは、今後ワイルドエリアが定期開催されるのであればアイデンティティになっていきそう。

豪華&貴重なポケモンが出るというのも重要とは思いますが、シンプルにプレイしている時の気持ちよさも、イベントならではというか、ゲームの根源的な楽しさだなと改めて感じました。

▲筆者は1匹しかゲットできませんでしたが、個体値マックスの個体もゴロゴロ出現していた模様。評価マックス図鑑を埋めることに心血を注いでいるトレーナーにとって、今回のイベントは間違いなく神イベだったことでしょう。

▲個体値マックスは1匹だけでしたが、こういう「惜しいぃぃぃ!」となる個体はたくさんゲットできました。強いポケモンはゲットするまでCPも個体値も不明なので、ひりつく感じがクセになりそうです(笑)。

色違いは従来のリアルイベントと同等の確率だった

リアルイベントのメインコンテンツの1つは、野生での色違い出現率大幅アップです。

▲今回もゴロゴロ出ました。

▲筆者の2日間の野生ポケモンゲット数は997匹。レイドバトルや強いポケモンのゲットなど、従来のリアルイベントよりも忙しかったからか思ったように数を伸ばせず。

▲色違いは27匹と好成績。およそ3%弱ほどの遭遇率だったようです。この数値はGOフェストやGOツアーなどと同等の確率です。

▲色違い成果2枚目。

▲大本命だったロックピカチュウと、

▲アイドルピカチュウの色違いはゲットならず……。

GOフェストなどと比較すると、地域限定ポケモンやアンノーンが出現しないなど、やや高級感に欠ける印象は受けたものの、色違いを大量にゲットできるというのは単純に楽しく、ここでもやはり初心者〜中級者と上級者の溝を埋めようとしている運営の意思が見えた気がします。

イベントを楽しむトレーナーの姿が素敵すぎ! 遠くに住むトレーナーとまた会えるエモさ

ゲーム内で発生するボーナスも魅力ですが、リアルイベントの魅力は多くの人が一箇所に集まるという点。

普段なかなか会えない人とゲームや記念撮影を楽しんだり、一緒に食事をしたり、新しい友人ができたりといった生の体験が、リアルイベントならではの魅力だと筆者は思います。

▲素敵カップルを激写! お揃いのヌメラシャツ、スタッズカビゴンイメージの革ジャン、そしてメタモンネイルやヌメラ合わせと思われる紫コーデと、全身でポケモン愛を表現。イベントを全力で楽しんでいて2人とも最高です。素敵すぎ。

▲イベントTシャツを5人お揃いで楽しんでいたグループも激写! みなさん可愛すぎませんか!?!? 「次はここのレイドに行こう」と相談しながらプレイしている様子は、混ぜて欲しいほど楽しそうでした!

▲こ、このカップルは!!

▲半年前にGOフェスト仙台で出会ったカップル! まさかの再会に嬉しくなりすぎて、キョダイマックスストリンダーそっちのけで話しかけてしまいました! 次回再会するときの服装も気になります!

▲海外の超有名ポケGO YouTuberの「ZoëTwoDots」氏(左)にも、GOフェスト仙台ぶりに再会! 普段なら絶対出会うことのない人と、こうして再会が叶うのはリアルイベント最大の魅力ですよね。

▲仙台で出会ったトイプードルともまさかの再会! 覚えていてくれたのか、出会った瞬間飛びついてきました! エモすぎる!!!

▲日々精力的に『ポケモンGO』に関する質の高い情報を発信している野生の「ここぺりGO」氏にも遭遇! イベント終わりの疲労マックスであろうタイミングにも関わらず“ストリンダーポーズ”の神対応ありがとうございました! ネイティオシャツも可愛すぎ!

▲広場で仲良くプレイしていたトレーナー一家を激写っ!

▲全員超楽しそうなのが最高!

▲老若男女問わず、好きなゲームを一緒にプレイしているトレーナー仲間の姿を見ると元気をもらえます。

▲会場内で限定ステッカーを配布する「Niantic」の社長「村井 説人」氏にも遭遇! 現場に出てトレーナーたちの生の反応をウォッチする姿は社長の鏡。しかも声が良すぎる。

▲ピカチュウサンバイザーを元気いっぱいに配布するスタッフさん。多くの人の協力で良いイベントが作られていくんだなぁ。

ちなみに、筆者は国内のほぼ全てのリアルイベントに参加しているのですが、ワイルドエリア福岡は家族での参加率が他のリアルイベントよりも高かった気がします。

そして、国内のトレーナーに関しては近場(主に九州圏)からの参加率が非常に高かった印象も受けました。

日程や立地の性質も影響しているとは思いますが、ワイルドエリアはグローバルな盛り上がりを重視するGOフェストよりも地域密着型のイベントであり、地元住民や近隣地域の参加者が主体となり、地元のポケモンGOコミュニティの活性化を目的としているのかなと感じました。

▲会場に設置されていた「どこから来たか教えてMAP」には、全国のトレーナーからのメッセージも。本当に多くの人に愛されているゲームなんだなとしみじみ。

▲海外版! 世界中から多くのトレーナーが遊びに来ていると視覚的に実感できますよね。ようこそ日本へ!

ワイルドエリア福岡の総括:超楽しかったー!

幅広い層のトレーナーが楽しめる絶妙なバランスを目指した挑戦的&実験的なイベントだったように感じます。

福岡という土地の魅力を気軽に感じてもらいつつ、初心者〜中級者にはポケモンをゲットする喜びそのものを、上級者にはより高みを目指すためのエクストリームな『ポケモンGO』を楽しんでもらおうという趣旨だったのかなと受け取りました。

通信環境の改善や、遠征する価値のあるポケモンの少なさ、キョダイマックスバトルの難易度の高さ、ロケーション背景の確率の低さなどの改善すべき点はあると感じましたが、今回のフィードバックを基に、次回のワイルドエリアイベントでは、より多様なトレーナーが楽しめるコンテンツや、遠征する価値をさらに感じられる仕掛けを期待したいところです。

あー! 超楽しかったー!!!

※タマゴ孵化やレイドの結果は長くなりすぎるので割愛しました! 別記事で掲載されるからそっちも見てね!

edamame/えだまめ

食べるxゲームx自転車=それが私。 最近は空前の和菓子ブームが来ています。 【私が思う駅弁3か条】 1-駅構内で購入可能なもの(ただし所謂コンビニ弁当はNG) 2-駅から地上に出ずに購入可能なもの 3-改札から徒歩30秒以内で販売されているもの(駅の目の前のお弁当屋さんなどはセーフ)

Twitter: edamame_phoo