外付けハードディスク(HDD)とパソコンを接続するとき、パソコン側に接続するUSB端子の種類によって速度が違うのか、調べてみました。今回調査に使用したUSBコードは以下の2種類。
<調査に使用したUSBコード>
1. (HDD側)USB-B3.2 – USB-A3.0(PC側)
2. (HDD側)USB-B3.2 – USB-C(PC側)
パソコン側に挿すUSB端子が変われば速度も変わる?
外付けHDD側のUSB端子はUSB-B3.2です。コードを変えることでパソコン側に挿すUSB端子が変われば、速度も変わるのでしょうか。USB-A3.0とUSB-Cでは差が出るのか、試してみたいと思います。
使用した外付けHDDは激安価格で買った「SEAGATE Barracudaシリーズ 8TB」です。新品で買ったばかりのものを使用。
<外付けHDDスペック>
3.5インチ
SEAGATE
Barracudaシリーズ
5400回転
キャッシュ256MB
セクター:4K
内蔵HDD形式
容量8TB
試してみた結果はこちら
<USB-A3.0接続>
読み: 177MB/s
書き: 171MB/s
<USB-A3.0ハブ接続>
読み: 44MB/s
書き: 43MB/s
<USB-C接続>
読み: 197MB/s
書き: 190MB/s
<調査結果>
1位 USB-C 197MB/s 190MB/s
2位 USB-A3.0 177MB/s 171MB/s
3位 USB-A3.0ハブ 44MB/s 43MB/s
約20MB/sのスピード向上がみられた
外付けHDDのUSB端子はUSB-B3.2に固定されているので、たとえパソコン側に挿すUSB端子をUSB-Cにしても高速化はできないかも? と思いましたが、約20MB/sのスピード向上がみられました。
、知らない人もいると思います
大容量データを扱う人にとって、これは嬉しい結果かもしれません。コードを変えて高速化、挑んでみてはいかがでしょうか。「そんなも誰でも知ってるよ」「常識だろ」と思った人もいるかと思いますが、知らない人もいると思いますので、教えてあげると喜ばれるかもしれません。