神奈川県三浦市にある研究施設「神奈川県水産技術センター」では、身の少ないウニに「キャベツ」を食べさせて養殖する取り組みを5年前から行っています。おいしそうにキャベツを食べるウニたちの姿が、Twitterで人気を集めていました。
海藻がなくなった海で大量発生する“身がスカスカのウニ”。この駆除対象のウニに、廃棄予定のキャベツを与えると…絶品のウニに変身するんですhttps://t.co/vgikV8tCYe#ウニ #キャベツウニ #神奈川 pic.twitter.com/u72nleWCbn
— the SOCIAL @日テレ (@thesocial24) November 19, 2019
近年全国の海岸では、ウニのエサとなる海藻の生育が追いつかず、身の少ないウニが大量発生するという被害が深刻化。そこで神奈川県水産技術センターは、三浦半島沿岸のウニを回収し、養殖することにしたそうです。
廃棄予定の三浦半島産「キャベツ」を与えてみると、可食部が増え、うま味成分もアップ! さらに身の色をよくするために、「みかん」を与えることもあるのだとか。
日本テレビ報道局のネット視聴対応番組「the SOCIAL(ザ・ソーシャル)」のTwitterアカウント(@thesocial24)がアップした“キャベツウニ”の動画が大反響を呼び、動画を観たユーザーからは、
・ウニが可愛くみえた…
・キャベツでいいなんて手がかからない子ですね!
・柑橘類って結構ダメな動物多いのに食ってしまうとは、ウニすげえ
・こういう別々の問題同士がピタッと合致して解決してるの美しいと思う。
・キャベツ1玉をウニ80匹で 3日間で食べ尽くす 結構な量
多分すごいんだろうけど
あ ま り に も ピ ン と こ な い・出荷サイズのムラサキウニ(殻付き)が一匹100g、キャベツ一玉が約1kgなので、人間(66kg)の場合毎日三玉近く食べる事になります。
・最近クローバーでも成功しているようです。
といった反応が寄せられていました。
なお、神奈川県水産技術センターの展示コーナーでは、キャベツを食べるウニの姿を間近で観察可能。職員による見学ツアーも行われているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
・水産技術センター – 神奈川県ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mx7/index.html[リンク]
※the SOCIAL @日テレ(@thesocial24)Twitterより引用