秋も深まり肌寒い日々が続いているが、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）」は今年も相変わらずの盛り上がりっぷり！現在開催中のイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は、今年も幅広い層のゲストが全国各地・世界中から詰めかけ、連日連夜とてつもない熱気に包まれている。
さて、一昨年・昨年と過激な演出の数々で話題を呼んできた期間限定アトラクション「トラウマ～最恐実験病棟～」「トラウマ2～最恐実験病棟～」が、今年は「トラウマ3～最悪監禁実験室～」とサブタイトルを変更し、「終わらない、絶望」というキャッチコピーに相応しく、パーク史上最長の体験時間にパワーアップして復活！
ということで、さっそく今年も有料チケット（税込2,900円）を入手し単独潜入してきた。
まさかの「原点回帰」！「体力・精神力」が必要不可欠に
ウォークスルー・アトラクションに「原点回帰」
前回の「トラウマ2～最恐実験病棟～」ような映像体験型から、再び通常のお化け屋敷と同じく皆で歩いて先に進むタイプに原点回帰した。基本的に5～6人で1組となって進んでいくが、状況によっては3～4人で1組になることも。もちろん、これまでと同様に1人での参加も全く問題ない。
ここで少し気をつけたいのが、「チームの先頭を誰にするか」ということ。今年は正直「怖がりな人・ビビりな人」が先頭を務めるのは厳しいので、おもいきって「リピーターさん・度胸のある人・リーダーシップの取れる人」に任せるのがオススメ。ひょっとすると、先頭が男性か女性かでも演出や雰囲気が若干変わるかもしれない。
罵倒・疾走・ハードな体験の連続！靴や服装に十分注意を
今年の「トラウマ3～最悪監禁実験室～」は、「トラウマ～最恐実験病棟～」・「トラウマ2～最恐実験病棟～」で登場した演出やシステムを一部引き継いではいるものの・・・これまでよりも圧倒的に「体力・精神力」が必要不可欠な仕様となっている。参加する人はなるべく動きやすい服装・脱げにくい履きなれた靴（スニーカー・ヒールのないぺたんこ靴等）で参加するのがベター。「どうしても」という人は、最低限靴には注意を。体験中に絶対後悔することになる。
そして、どのキャストさんたちも容赦ないドSっぷり。ありとあらゆる手段で罵倒したり、精神的に追い込んできたりする。基本的な流れは同じだが、アドリブも良い感じに組み込まれているので・・・過激な演出に抵抗が無ければ楽しめるだろう。ちなみに、罵倒し続けるだけじゃなく、たまに褒めてくれることもある（それはそれで逆に怖いかも）。
不思議な一体感と笑いが得られる！？
体験中は一部を除き、終始チーム単位で行動をともにするため、不思議な一体感が得られる。そして、最後は何故か笑いがこみあげてくる展開に(笑)。感じ方に個人差はあるが・・・気になる人は是非最後までトライを！！
設定の変更＆新たな注意事項
「トラウマ～最恐実験病棟～」「トラウマ2～最恐実験病棟～」と同じく、非人道的な実験に参加させられるという流れだが・・・今年は、「ある怪しげな病院でインターンとして博士の研究を手伝う」という設定に変更されている。
また、今年もこれまでと同様、アトラクション体験前に「誓約書」の提出が必要だが、一部今までには無かった注意事項が追加されている。常々話題になっている「虫恐怖症」以外に、新たに「生きた爬虫類・両生類などの動物恐怖症」の人も体験出来なくなっているので、十分ご注意を。
もちろん、「各種疾患」「体調不良」の人も体験出来ない。
今までどおり「生きた虫に耐性の無い人」は最後まで辿り着くのが厳しいので、不安を感じるようなら潔く諦めたほうが無難。
他にも注意事項が盛りだくさんなので、公式HPで必ず確認を。
安定の過激っぷり！ハードな演出の宝庫
今年も以前と大差ない安定の過激さ＆グロさ。初代の「トラウマ～最恐実験病棟～」をクリア出来た人・虫や医療系ドラマの手術シーン等に耐性があるなら、基本大丈夫かと。「グロ要素」「メンタルを抉られる要素」が満載です。今年は地味に体力と精神力を削られていくので、事前にしっかり体調を整えて臨みたい。
初代と同じ仕様に戻ったからか、コアなリピーターも増えつつある。
ファンの間では、早くも来年の「トラウマ4」を期待する声も上がっているようだ。
今年の「トラウマ3～最悪監禁実験室～」も、やはりこれまでと同様「ネタバレ厳禁」とのことなので、残念ながら詳しい内容は書けない。気になった人は、是非実際に体験を！
（写真はすべて星川千都瀬が撮影した）
