最近、お酒をいただく機会が多いのに、家呑みがめっきり減っていたので、在庫確認を兼ねて我が家の酒蔵を整理したところ…
洋酒から日本酒までごろんごろん出てきました。
ほとんどが果実酒というのは、嗜好がバレバレで恐縮です。
ちょっとずつ消費していこうかなと考え、今回はこちらをチョイス。
【ゆず梅酒】 馬路村のゆず、はじめました。
蔵元 :株式会社篠崎(福岡)
容量 :500ml
本体価格:1,240円
原材料 :ゆず果汁、ぽんかん果汁、梅酒、はちみつ、
麦焼酎、グラニュー糖
アルコール度数:6度
キャッチフレーズのようなネーミングのゆず梅酒。
細身で、くもりガラスのような加工もされている瓶なので女の子が好きそうなバーに置いてあっても違和感ないんじゃないでしょうか。
日本でも有名なゆずの産地、高知県の「馬路村」のゆずを使っているんだそうです。
いただいてから1ヶ月ほどしていたからか、瓶の底に沈殿物がたまっておりました。そーっとふってみると瓶の中で砂時計のようにサラーっと動いて溶けてくれます。
これはもう、果汁・果実がふんだんに使われている証拠!
グラスに注ぐと、まさにオレンジジュースのような色味です。ゆずも柑橘類ですが、こんなに濃い色が出るのは正直驚きです。
まずはストレートでいただきました。
ファースト・インパクト:…キツイ
オレンジジュースのような見た目から入ってしまったため、勝手に「甘い」お酒だと思ってしまったのが良くなかったのですが…。
香りもやや辛めの果実酒であることを匂わせていますし、一口目で、ちょっと苦い皮も含めたまるごと“ゆず”といわんばかりの濃厚な味です。
飲みすすめていけば、この苦味がクセになってくるのですが、初めは苦手意識をもってしまう人もいるかもしれません。
個人的には、麦焼酎はあまり口にしないので、ちょっとだけ胸にお酒が残る感覚があります。
オススメの飲み方
■キンキンに冷やす
蔵元の篠崎さんが提案しているように、「キンキンに冷やす」方法です。
果汁が多いお酒なので、冷凍庫ではなく冷蔵庫で1日ほど冷やしてみました。
常温で飲むよりも、苦味を感じにくくなるのでスルスル飲めます。
香りも少し柔らかくなりますし、お酒なので果汁100%ジュースのようなトゲもあまり感じることなく味わえます。
■ハーフソーダ
ゆずの香りと味が強いので、初めて飲む方にすすめるならクセを和らげるハーフソーダ(お酒とソーダを1:1にする飲み方)にしたいです。
ハーフソーダであれば、お酒の良さを薄めすぎないので香りも損なわないですし、ぐんとまろやかな飲み口になります。
香りも味も強いお酒なのでお食事と一緒に楽しむ時にも良いかと思います。
■相性の良いお食事は「サンマ」
ベタですが、かなりゆずの味が強いので、焼き魚やジンギスカンといった多少コッテリした食べ物と一緒に飲むと口の中がスッキリして良さそうです。
これからの時期、サンマやカツオのタタキなんかとはバッチリです。
…さっそくスーパーに買い出しに行きましょう!