今や一般家庭でも普通に使われている『ウォシュレット』。
街に飛び出しても、公共の場にどこにでもありますよね??
ところが、日本以外の国ではほとんど普及していない事実を知って今さらながら驚いております…
だって、トイレした後にトイレットペーパーで拭いただけではさっぱりしない、キレイになった気がしないって思いませんか?
なぜ、清潔を保ってくれる便利で心地よいすぐれものが海外では普及しないのでしょう。
マドンナ、ウィル・スミス、ディカプリオも大絶賛
俳優のレオナルド・ディカプリオさんが、3200ドルもする「ウォシュレット」付きトイレを購入したことが話題になっている。「ウォシュレット」といえば、歌手のマドンナさんや俳優のウィル・スミスさんもテレビのインタビューで絶賛したことがあり、ハリウッドスターに大人気のようなのだ。
(ハリウッドスター「ウォシュレット」に感激 ディカプリオ、マドンナ、ウィル・スミス…)
ハリウッド・スターが大絶賛しています。
にもかかわらず、いまだ一般家庭では使われていないようですね。
なぜ、欧米の一般家庭でウォシュレットが使われないのか
水の問題
海外と日本とで大きく違うのが水です。
フランスでは洗顔すらも家庭の水道でしないという話を耳にしたことがあります。
特にヨーロッパでは石灰成分を含んだ硬水です。硬水は飲料にも適さないばかりか、ウォシュレットなどの精密機器で使えば石灰分が固まって故障の原因になります。
普通に家庭で水道水を飲んでいる日本の水事情が海外に比べてかなり恵まれているんですね。
ヨーロッパにはこんなものがあった!
ヨーロッパには、ウォシュレットが生まれる前からビデなるものがあります。
便座とは別個にオシリを洗う場所があるのです。
そのもう一個の便器のような場所で弱酸性の石けんをつけてオシリを洗います。(男性・女性で違う洗い方らしい)
なので、日本で普及しているウォシュレットは今さら生活様式を変えてまで必要としないのでしょうね。
逆に日本人である私たちは、お風呂以外の場所でそういう局所を石けんをつけて手で洗うということに抵抗を覚えてしまいますよね。
欧米人と日本人の“清潔に対する感覚の相違”に一因があるといえます。
“ここちよさ”という感覚的なもの
水の温度や水圧の調整で得られる心地よさは、日本人特有のものです。
日本本来の“ここちよさ”という感覚の文化の結集と言えるのがウォシュレット。
日本人特有の感性は欧米人にイマイチ伝わらないのかもしれないですね。
治安の問題
ウォシュレットはあらゆるスペースに普通に設置されているもの、たかが便器といえどかなり高価な物です。
それを治安の悪い国の公の場に設置したら、もしかすると盗まれてしまう可能性もなきにしもあらず…。
現にイタリアなどでは、便器が持ち去られることがあるため便座のないトイレもあるそう。
(この事実は友人に訊きました。わたくし、イタリアに行った経験がないので実際のところはよくわかりませんの…)
ちなみに海外の人たちが日本のウォシュレットを使ったらどんな顔するだろう?
岡村ちゃん風の見出しになりましたが、動画でリアクションをご覧下さい。
ご覧になる時は、1:15あたりからどうぞ。
画像はすべて
www.ashinari.com/ より