ヘアサロンに行くのはお好きですか?
私は嫌いです。
ヘアサロンに行くとヘアスタイル云々よりも、目に見えない何かを消費して帰ってくるのは私だけでしょうか。
そんな私は20代前半に美容師として、お客様の気持ちを考えずにサロンワークをしていた一人であります。
しかし、美容師を退職し、自分がお客の立場でヘアサロンに行くようになった時「何て居心地の悪い場所なんだろう・・・!」と思いました。
お客の立場にならなければ気付かなかったこの気持ち。
店を変えれば違うのかもと期待するものの、行けども行けども「あたいの居場所、ここじゃなかった」と撃沈しながら店を後にし、また新たなヘアサロンを探してを繰り返すこと、もうかれこれ10年・・・。
今では完全に『ヘアサロン難民』としてHot Pepper Beautyやフリーペーパーの中を彷徨う始末。
これって私だけなのか?
いや、そんなはずはない。
世のヘアサロン難民たちは救われたい!
無くてはならない存在だからこそ素敵なヘアサロンに巡り会いたい・・・。
そこでまずサロン選びのポイントを挙げてみました
最近になりHot Pepper Beautyなどネット予約システムができ、直接電話をしなくても予約ができるようになりました。これはコミュ障である私にとってかなり有難いことです。
一番助かるのはお店の吟味ができること。
店内の雰囲気
内装やインテリアの写真があると、自分のセンスに見合った店を探すことができる)
美容師の顔チェック
大事な髪をお任せする方を事前にリサーチ。趣味に記載があれば、話が合いそうかなどの人間的な相性も知ることができる。さらに服のセンスなどから得意なスタイルを予想。カジュアルなヘアスタイルが好きなのに、まったく逆のセンスをお持ちの美容師さんと合うとは考えにくい
スタイリストの作ったスタイルのポートフォリオをチェック
写真の撮り方や、ヘアスタイルとモデルの似合わせがうまいかどうかで、自分が似合わない髪型に導かれないかを入念に確認。その際、作ったスタイリストの美的センスがどうかも同時に判断する
価格をチェック
あまりにも安かったり、高かったりするのも不安。初回限定価格は安いのに、再来すると定価が高いのも通いにくいので定価もチェック
実際に行った人の口コミは参考程度に
「サクラか?」というくらいに良い評価しか書いてないところは要注意。技術に関する口コミは個人の素材の差があるので、あまり参考にしすぎず、接客や料金システムのことはしっかり見ておく→施術時間がかかるなどの書きこみがあるならば、終了希望時間をこちらから伝えるなどの事前対策ができるため
いかがでしょうか?
要は他人の評価だけでは、自分に合ったヘアサロンなのかどうかというのはわからないという事です。
「腕が良いサロン」=「良いサロン」とは限りません。
サロンの中でもスタイリスト(施術者)によって、店の印象が全く変わるということもあり得ると思います。
髪の毛は1ヶ月に約1cmしか伸びません。コツコツコツコツ大切に伸ばした髪。それは鍾乳洞の様なものです。
それを一瞬にして素敵なヘアスタイルに変えるか、「勿体なかった・・・」と泣いて帰るかはあなたが選ぶヘアサロン、美容師さん次第なのです。
妥協はいけません。しかし数打ちゃあたるというほどヘアサロンに行く機会を、髪は簡単に伸びないので与えてくれません。
皆さんが素敵なヘアサロンという居場所見つけられますように・・・