温室効果ガスの代表的存在として厄介者扱いされている二酸化炭素(CO2)。だが、最近は二酸化炭素を排出物ではなく、資源として有効利用しようとする研究がすすんでいる。
東日本大震災で原発が停止した日本では、「気候変動枠組条約」の会議であるCOP17で、京都議定書から脱退。昨年のCOP19では、2020年までに、温室効果ガスを「2005年に比べて3.8%削減する」と表明。日本は自主的にCO2削減を進めることになった。
火力発電所では天然ガス、石油を燃焼しているから、当然CO2は増加する。原発を稼働すればCO2は発生せず、削減につながる。日本は原発を停止したまま、独自の道を歩むのであろうか?やはり、日本の優れた原子力発電の科学技術を遺憾なく発揮し、CO2削減する方向に進んだ方がよいと思う。
一方で、CO2を回収して有効利用しようという技術もすすんでいる。これまでCO2は炭酸飲料や入浴剤、消火剤などの発泡用ガスとして、または冷却用ドライアイスとして広く用いられてきた。しかし、これだけでは大量に出るCO2を大気中に放出するだけで、温室効果ガスの削減にはつながらない。
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参考 マイナビニュース:CO2から新しいプラスチック 東京大学:二酸化炭素からつくる新しいプラスチック 産経news:温暖化元凶CO2から樹脂 三井化学のマジック