紫外線(UV)は波長が10~400 nm、即ち可視光線より短く軟X線より長い不可視光線の電磁波である。光のスペクトルで紫よりも外側になるのでこの名がある。英語のultraviolet(UV)も「紫を超えた」という語から来ている。
紫外線は、波長によって、近紫外線 (波長 380–200 nm)UV-A、UV-B (波長 280–315 nm)、UV-C (波長 200–280 nm)、真空紫外線 (VUV, Vacuum UV) (波長 10–200 nm)、極端紫外線 (波長 10 nm 以下)に分けられる。通常はUV-A、UV-Bしか地上に到達しない。
このうち、真空紫外線 (VUV)は、酸素分子や窒素分子によって吸収されるため、通常は地表には到達しない。真空中でないと進行しないため「真空紫外線」 (vacuum ultraviolet)と呼ばれる。1893年にドイツのヴィクトール・シューマンによって真空紫外線が発見された。
今回、日本原子力研究開発機構(JAEA)は、金属の一種であるナトリウム中を真空紫外線が透過することを確認した。
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参考 日本原子力研究開発機構: 紫外線が金属ナトリウムを透過することを検証Wikipedia: 紫外線