酪農とは、牛や山羊などを飼育し、乳や乳製品を生産すること。酪農で大切なのが牧草である。夏場は自然に生えているが、冬場の牧草飼料はどうしているのだろうか?
牧草は乾燥させた乾草として給与するか、発酵させた牧草を使う。かつては牧草を気密度の高い塔型サイロに入れて発酵させていた。現在では保存等のためにビニールで密封、乳酸発酵させてサイレージとして給与することが多い。
こうした発酵の知識は、古くから伝わってきたものが多いが、これを科学的に分析して、適度な酸性の強さを発見し、新鮮な牧草の保存法「AIV法」を開発したのが、フィンランドの化学者アルトゥーリ・ヴィルタネン(Artturi Ilmari Virtanen)である。
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参考 Wikipedia:飼料 サイレージ アルトゥーリ・ヴィルタネン えらべる倶楽部:酪農大地北海道を訪ねる