生物濃縮とは、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象をいう。これには、水銀濃縮による水俣病、カドミウム濃縮によるイタイタイ病などの公害病があり、あまりよいイメージがない。
生物濃縮による環境被害は、レイチェル・カーソンが著書「沈黙の春」でDDTなどによる生物濃縮問題を論じたことで、よく知られるようになった。生物濃縮は、一部の農薬や重金属で起きやすい。
しかし、中には金などの貴金属を濃縮するシロアリ、ヒョウタンゴケなどの生物も存在する。こうなると価値は大逆転する。
今回、地中深く埋蔵されている金を探すための、驚くべき目印を発見したと、オーストラリアの研究チームが22日、発表した。金鉱脈の上に生えているユーカリの木の葉に、微量の金が含まれていることが分かったという。
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参考 National Geographic news:ユーカリの木で金鉱探査