糖尿病は血糖値(ブドウ糖量)が上がる病気である。血糖値の増加は血管を傷つけ動脈硬化が起こす。はじめに影響が出るのは毛細血管で、網膜症、腎臓病、手足の末端部に壊疽が起きる。
糖尿病の原因は何だろう?血糖値は通常、すい臓のβ細胞でできる、インスリンなどのホルモンの働きによって一定範囲内に調節されている。ところが、インスリンの働きが悪くなるとブドウ糖濃度が上昇する。これが糖尿病の原因だ。
では、どうなるとインスリンの働きが悪くなるのだろう?インスリンは細胞のインスリン受容体と結びつき、糖を吸収しやすくする働きがある。ところが、肥満により、脂肪細胞に多くの中性脂肪がたまることでインスリン受容体の数が減って、インスリンの効きが悪くなる(インスリン感受性の低下)。このため、血糖値が上がってしまう。
ところが、今回、順天堂大学を中心とした研究チームは、マウスおよびヒトを用いた研究結果から、インスリンと共に「膵β細胞」から分泌される亜鉛が肝臓でのインスリン分解を抑制することで、肝臓を通り抜けて全身に向かうインスリン量を十分に確保する仕組みあることを発見した。
参考HP マイナビニュース記事:糖尿病の原因の1つに亜鉛分泌量不足の可能性 novonordisk.co.jp インスリン抵抗性
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