ブレイン・マシン・インタフェース(Brain-machine Interface:BMI)とは、人と機械の意思や情報の仲介のためのプログラムや機器であるマンマシンインタフェース(人介機装置)のうち、脳波を解析して機械との間で電気信号の形で出入力するためのプログラムや機器である。
将来はこの技術で、脳卒中や筋萎縮性側索硬化症の患者が、麻痺した手足と同じように人工装具を使うことが可能になると思われる。
ただ、これまでの装置は装置が複雑だった。脳にプラグを埋め込んで外部情報を注入するというシステムで、直接信号を送ったりするのにはよいが、脳に多少のダメージを与えることになる。
今回、脳内への電極埋め込みなどではない「非侵襲的」な手法で、ワシントン大学の研究チームが脳から脳への “直接通信” に成功したと発表した。このような脳間通信は世界で初めてのケースで、今後さらに技術が発達してゆけば、テレパシーなどの夢が実現するかもしれない。
参考 ザ・リバティWeb:世界初、人から人への脳間通信実験に成功 Wikipedia:ブレイン・マシン・インターフェイス みずほ情報総研:実用化を目指すブレイン・マシン・インターフェイス
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