“継続は力なり”とよく言うが、そのことが科学的にも正しいことが立証された。
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は8月21日、外国語学習において脳は従来想定されていた以上に柔軟に変化することを明らかにしたと発表した。
日々の学習により能力が向上するのは、脳に何らかの変化が生じているためと考えられているが、その詳細は未解明で、学習によって脳局所の構築に変化が生じることが重要なのか、脳局所間の連結が強まることが重要なのかについての議論が繰り広げられてきた。
その結果、学習プログラムを受けた人は、右前頭葉に灰白質容積の増加と、大脳深部の神経細胞体の集合体(核)の1つである尾状核の連結、側頭葉上部の連結に強化が生じていることが確認された。ところが学習をやめると、学習前と変わらない値に戻っていることも確認された。
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参考 国立精神・神経医療研究センターのプレスリリース:外国語学習による脳の柔軟な変化を可視化 wikipedia:脳機能局在論 コトバンク:言語中枢