国立天文台は7月30日、すばる望遠鏡に新たに搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム:HSC)」が本格的な観測を開始し、撮影したアンドロメダ銀河(M31)の姿を公開した。
このカメラ、視野が広くなったが、画質もよいカメラで、像を拡大すると銀河内にある星の1つ1つも分離して写し出されていることを見ることが可能だ。
M31は、日本やハワイなど北半球から見える銀河としては見かけの大きさが最大で、そのために従来の地上大望遠鏡ではその全体を一度にとらえることができなかった。
この広い視野とシャープな星像こそが、すばる望遠鏡とHSCの組み合わせで実現される最大の特長というわけである。なお、昨年から続けられてきた一連の性能試験観測により、HSCの視野全体で設計通りの星像を達成していることが確認された。
参考 マイナビニュース:異次元の視野の広さと解像度
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