福島第一原発事故による、放射生物質で汚染された土地や廃棄物。これを取り除くのにゼオライトが使われているが、ゼオライトとは何だろうか?
スリーマイル島でもチェルノブイリでも、放射性物質の除去にゼオライトは大活躍した。 チェルノブイリでは、何と40万トンも投入されセシウム137とストロンチウム90の除去をしたと伝えられている。
ゼオライトとは、火山灰などが固まった鉱石で、日本名を沸石という。備長炭の60倍とも言われる多孔質の鉱石で、1g当たりの表面積は何と畳1枚分に相当する。火山灰が固まったものは凝灰岩というが、アルミノケイ酸塩のなかで結晶構造中に比較的大きな空隙を持つものの総称であり、凝灰岩以外にも存在する。
元が火山灰なので、世界中の各地で採石できる安価な天然原料であり、日本では沖縄を除き列島中に分布している。広大な産地として著名なのが、米国ネバダ砂漠やウクライナなどなど。 度重なる核実験で汚染された大地を浄化する為に、米国がゼオライトを使用している事は広く知られている。
参考HP Wikipedia:ゼオライト(沸石))
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