野菜やサラダが嫌いもしくは食べないという方は多い。野菜というと注文しないというのはよくわかる。記者もそうだからだ。今回は第5回目だが前回から少し時間が空いてしまったのだが、年内に全6回で完結する予定だ。
※参考記事
1年かけてサラダ大好き計画!その1「まずは丼物からスタートしよう」
https://rensai.jp/484423 [リンク]
1年かけてサラダ大好き計画!その2「肉と穀物中心のサラダでモリモリ食べる」
https://rensai.jp/495999 [リンク]
1年かけてサラダ大好き計画!その3「暑い夏のテイクアウトでおつまみまで調達してしまおう」
https://rensai.jp/506896 [リンク]
1年かけてサラダ大好き計画!その4「いよいよ色鮮やかにサラダっぽくなるぞ」
https://rensai.jp/514893 [リンク]
この計画は、サラダボウル専門店のWithGreenで完全オーダーメイド注文をして、野菜嫌いでも食べられるサラダを食べながら隔月で1年をかけてサラダ大好きになる全6回の計画だ。1回につき2種類のレシピを紹介して、店舗でそのまま注文できるようにした。今回は第5回目で、いよいよ店頭メニューをそのままオーダーするので、サラダらしくなってくる。実際には好きなトッピングを加えたり、減じたりしても良いが企画上、メニューをそのまま注文することにした。
過去4回の企画で、肉や穀物たっぷりの丼物と思えるものから徐々に野菜を増やし、穀物や肉を減じてサラダらしくなってきた。第5回でサラダ屋さんでサラダとして提供しているメニューに挑戦する。オーダーと同時に手際よく作られていく。
先にメニューを紹介しておくと、イートインに「1日分のまるごとサラダ」を選択して、テイクアウトを「甘辛きんぴらごぼうと玄米のサラダ」いずれもMサイズとした。メニューとしては穀物が入っているが、肉はない。そしてこれまで企画中では嫌いな人が多いだろうから避けてきたトマトが入る。
1日分のまるごとサラダ
「甘辛きんぴらごぼうと玄米のサラダ」は、トマト、もやしナムル、きゅうり、紫キャベツ、人参、オニオン、さつまいも、大根、コーンが入っている。おススメのドレッシングはレモンだ。
もちろんスープも忘れてはいけない。特に冬の時期は温かいスープとサラダの組み合わせがちょうどよい食べ具合となる。この日はオニオンスープで、甘くじっくりと煮込んだ玉ねぎのコクが何とも言えず美味しい。
サラダには、さつまいもとコーンが穀物だが、まずはさつまいもの甘さが際立つ。小さなダイス状になってはいるが、お店でグリルしたさつまいもは焼き芋のごとく甘いのがすぐにわかる。
他の野菜もすべからず甘いので、レモンドレッシングの柑橘系のさわやかさがマッチする。それでも苦手感があるのであれば、ドレッシングを醤油系やゴマ系のものにすると少し味が濃くなって食べやすくなるはずだ。スタッフに相談すると良い。
「甘辛きんぴらごぼうと玄米のサラダ」
「甘辛きんぴらごぼうと玄米のサラダ」の中身は、玄米、さつまいも、きゅうり、きんぴらごぼうで、おすすめのドレッシングはジンジャーだ。
名前の通りきんぴらごぼうが目立つが、玄米が入っているので夕食にもなる。きゅうりのみずみずしさと、さつまいものほくほく感を同時に味わえるのも楽しい。
フォークで個別の野菜や玄米をすくって食べても良いのだが、せっかく玄米が入っているので豪快にドレッシングをかけてふりふりしてから食べるのが良いだろう。
最終的には混ざってしまうのだが、きんぴらごぼうと玄米以外の野菜に重点を絞ってドレッシングをかける。テイクアウトの容器のふたを一度しめて、おなじみのふりふりでドレッシングを全体になじませていく。
標準でついている葉物野菜は8時間経過しても水は出ず、シャキシャキと美味しく、さらに玄米や他の穀物も入りかなり食べ応えがあるサラダである。
冬になると気温低下から冷たいサラダに手が伸びにくくなるが、風邪や体調不良の予防にもあえて野菜をたっぷりと摂取することは良いことである。今回はメニュー通りのサラダにしたが、ここに肉や好きなフルーツを加えて好みのレシピにするのもいいだろう。前述の通り、温かいスープを同時にいただくことで、体も温まり元気も出るというものだ。
12月中には最終回を予定しているので、もうサラダなんかこわくない、むしろ積極的に食べたいと思える体になって待っていただきたい。
※写真はすべて記者撮影