【魅惑グルメ】料理人・鳥羽周作シェフの絶品メープルトリュフエッグベネディクトパンケーキが食べられる! 表参道『Hotel’s』

常に新たな発見を求めてグルメを探求し続けている料理人・鳥羽周作シェフ。調理・経営・プロデュースなどの自身が手がける飲食店だけでなく、YouTubeやX(旧Twitter)などで、家庭でも簡単に作れる絶品レシピを公開。その範囲はコンビニグルメにも及んでいる。鳥羽周作シェフの、あまりにも広く深いグルメに対する探究心には驚かされるばかりだ。

レシピだけでなく「実際に彼が手がけた料理を食べてみたい」

インターネット上に公開されたいるレシピはいつも大人気。実際に作った人たちからは「おいしい」と大絶賛。それらのレシピによって「鳥羽周作シェフの存在を知った」という人は多いはずだ。その流れで、レシピだけでなく「実際に彼が手がけた料理を食べてみたい」と思った人も少なくあるまい。

レストラン『Hotel’s』のメープルトリュフエッグベネディクトパンケーキ

もし、彼が手がけた最高に魅惑的な料理をリーズナブルな価格で体験したいならば、ベストな選択肢がひとつある。鳥羽周作シェフのレストラン『Hotel’s』(東京都港区北青山3-4-3 ののあおやま民活棟 2F)でブランチとして食べられる、メープルトリュフエッグベネディクトパンケーキだ。




<レストラン『Hotel’s』による説明>

「看板メニューの「メープルトリュフエッグベネディクトパンケーキ」は ふわふわもっちりなパンケーキに、香ばしく焼いたベーコン、ポーチドエッグをトッピングしており、合わせるソースは白トリュフのオイルを使ったオランデーズソース。彩るサラダは、旬の野菜やフルーツ、ナッツ、スパイス、穀物、エディブルフラワーなど20種類以上の食材を贅沢に使用しております」

さらに人参ポタージュもついてくる鳥羽周作シェフのパンケーキ

『Hotel’s』で食べられる鳥羽周作シェフのメープルトリュフエッグベネディクトパンケーキは、2024年4月2日(火)9~15時のブランチタイムに体験することができる。価格は3000円で、なんと税込み価格という驚きの安さ。さらに人参ポタージュもついてくるというから驚きだ。

ひとくちで繊細で上品な甘さが広がる

先行試食会があり、そこで実際に食べてみたのだが、まず最初に出される人参ポタージュに驚かされる。ひとくちで繊細で上品な甘さが広がり、コクが延々と尾を引く。鳥羽周作シェフによると、人参の中心部は使わず、甘みのある外側のみを使用するこだわりっぷり。

味覚で感動させる前に「眼福」として感動させてきた

人参ポタージュに感動していると、メインのメープルトリュフエッグベネディクトパンケーキが登場。もはやパンケーキなのか、花園なのか、それとも楽園なのか。パンケーキを囲むように散りばめられた野菜と花々が、味覚で感動させる前に「眼福」として感動させてきた。これは惚れるパンケーキ。人を魅了するパンケーキだ。

メープルトリュフエッグベネディクトパンケーキは技術とセンスと手間の賜物

ちょうどカウンター席だったので、人参ポタージュに舌鼓を打ちつつ、料理人たちがメープルトリュフエッグベネディクトパンケーキをクリエイトしているシーンを目にすることができたのだが、この一皿に非常に多くの種類の食材を丁寧にひとつひとつ盛り付けているのを目視で確認できた。けっこう時間をかけて盛っている姿から、パンケーキ作りとは思えないほどの手間のかけっぷりが伝わってくる。

そして目の前にあらわれた、20種類以上の食材を使用した花園と言っても過言ではない美しいパンケーキ。これだけの食材を使用していれば、当然、手間がかかるわけだ。

より艶やかなパンケーキに進化

パンケーキは白トリュフオイルのオランデーズソースをたっぷりと纏っている。そしてパンケーキの上にクリスピーなベーコンとポーチドエッグ。そこにメープルシロップをかけると、より艶やかなパンケーキに。

眼福的要素が増す黄身のチカラ

あまりにも美しいのでナイフを入れることに若干の抵抗はあったが、食欲に負けてナイフをポーチドエッグに落とす。すると一気に溢れだす半熟の黄身。オランデーズソースと黄身が出会うことで眼福的要素が増すだけでなく、漂う薫り高さも増幅。さらに食欲が増してきた。

「魅了」という言葉を具現化したかのようなパンケーキ

ナイフを一気にパンケーキまで入れる。そしてたっぷりとオランデーズソースとメープルシロップを纏ったパンケーキとともに、ベーコンとポーチドエッグを巻き込んで食べる。

……これは一大事だ。オランデーズソースとメープルシロップだけでも二重奏として極まった味を奏でているというのに、そこに力強くも包容力のある黄身が加わり、味覚としても楽園という言葉にふさわしい、心地よい旨さに感動せずらはいられない。心が、心が、心が良い意味で奪われる。まさにこれ、「魅了」という言葉を具現化したかのようなパンケーキ。

美しくも「美味」な野菜と花々

パンケーキの周囲に散りばめられた、美しくも「美味」な野菜と花々。筆者はパンケーキを食べ終えてから花園を食べはじめたが、パンケーキの甘美なる力強いテイストのおかげなのか、野菜を食べると、テイストよりも先に、野菜のフレッシュ感ある薫りが、嗅覚とその先にある脳を新鮮な気持ちにシフトさせてきた。

いい、この流れ。パンケーキ完食からの野菜は味覚と嗅覚の緩急、メリハリ、グラデーションが楽しめて心が踊った。もちろんパンケーキを楽しみつつ野菜や花々を食べても良いと思う。

数学者ともいえるグルメの方程式を導き出す天才感

この『Hotel’s』のメープルトリュフエッグベネディクトパンケーキ。料理人としての鳥羽周作シェフの手腕を知れたと同時に、数学者ともいえるグルメの方程式を導き出す天才感も垣間見えたのでのであった。

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