東京・池袋にある本格中華料理のフードコート『友誼食府』(東京都豊島区西池袋1-28-6 4F)。ここは複数の飲食店の集合体で、四川、上海、山東、そして台湾など、ほかにもさまざまな中華料理が食べられます。ちなみにフードコートの横には中華食材のスーパーマーケットが隣接しています。
池袋の本格中華料理の聖地
オープン当初はマニアックなフードコートとして「知る人ぞ知る穴場」でしたが、SNS、ネットニュース、ブログ、テレビなどでも報じられ、2023年現在は「池袋の本格中華料理の聖地」として広く知られています。
絶対に食べてほしい台湾料理
そんな『友誼食府』で食べられる台湾料理が注目を集めています。以前から美味しいと評判でしたが、特にココの魯肉飯系の料理が大人気。ということで、今回は『友誼食府』で食べられる「絶対に食べてほしい台湾料理」をご紹介したいと思います。
その前に、食べながら飲む用のお酒を隣接したスーパーマーケットで買ってからフードコートに向かいましょう。
魯肉を使用した料理は複数あります
『友誼食府』には、匯豐齋という店名の台湾料理専門店があります。そこでオーダーします。ここでは魯肉飯が800円で食べられ、本場のテイストが楽しめるとして人気を博していますが、実は魯肉を使用した料理はほかにもあります。
台湾角煮ご飯
もしお得に「魯肉+他の台湾惣菜」を楽しみたいのであれば、魯肉飯より台湾角煮ご飯がオススメ。魯肉飯と同じように魯肉がライスにたっぷり盛られているだけでなく、うずらの卵、漬物、野菜も魯肉飯と同様に盛られています。さらに厚切りされた濃厚トロトロな豚の角煮が盛られているのです。それなのに980円。魯肉飯との価格差180円で角煮も食べられるのです。激安。
3枚も厚い角煮が盛られている
今回は、より台湾ムードを高めるため台湾夜市フライドチキン(800円)もオーダー。支払いを済ませて待つこと10分前後、シェフがテーブルに台湾角煮ご飯と台湾夜市フライドチキンを運んできてくれました。
でかい。けっこうでかい。角煮がでかくて厚い。しかも3枚も角煮が盛られています。魯肉と角煮からあふれた汁が皿の底に。これ絶対ウマイやつ。
肉と脂がもつ本来の旨味
まずは魯肉たっぷりライスを食べます。うまい、うますぎる。おいしい魯肉飯は特徴として「やや粘り気のあるドロッとした食感」があるのですが、これはまさにそれ。
それでいて塩気ではなく肉と脂がもつ本来の旨味で味覚を楽しませてくれます。
旨味濃厚な角煮を食べつつ台湾ビール
極厚で大きい角煮。まずはそのままガブリとかじって食べます。
これも魯肉と同様に、肉本来の旨味で勝負しているテイストで、ねっとりとした食感がありながら、しつこさは皆無。とことんウマイです。しかも厚みがあるので、食べ応えパーフェクト。
旨味濃厚な角煮を食べつつ台湾ビールを飲む。幸せとは、こういうことを言うのでしょうか。
角煮+魯肉+ライスのトリプル旨味
次に、角煮をライスに乗せて食べます。ライスには魯肉たっぷりとかかっているので、角煮+魯肉+ライスのトリプル旨味を堪能できます。
もちろん台湾ビールで流し込みます。
台湾角煮ご飯を楽しみつつ、台湾夜市フライドチキンを食べます。
こちらはスパイス感あふれるテイストで、飯というよりは酒のツマミとして最適。
ちなみに、台湾をもっと堪能したいのであれば、油条や豆乳も楽しむことができます。
ほかにもたくさんの中華料理があります。
どこの店でオーダーした料理でも、好きなテーブルで食べることが可能です。
だいたいの料理が持ち帰りできます。
持ち帰りに適したオツマミ系の中華料理もたくさんあります。
「本場の味」という意味でレベルが高い
筆者の個人的な感想としては、『友誼食府』はどの店も素晴らしいものの、台湾料理が特にアツい気がします。「本場の味」という意味でレベルが高いと思います。
「台湾夜市フライドチキンはもっとデカいのが食べたい!」「良い意味でもっと雑に盛り付けてくれたほうが台湾っぽい」などワガママを言いたい気持ちはありますが、うまいので問題なしです。
友誼食府の匯豐齋で台湾シバリ。台湾フライドチキンに台湾角煮ご飯に台湾ビール。粘力がある魯肉と角煮の脂がウマイ。汁シミシミのウズラ玉子も良い仕事してる! pic.twitter.com/T8TtXnQYXK
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) February 23, 2023