忙しい社会人の強力な味方であるコンビニ弁当。そのなかでも近年はラーメンやまぜそば、油そばなど麺料理のコンビニ弁当が充実してきました。コンビニ各社が次から次へと新商品を繰り出し、全体的なレベルの底上げに繋がっているように感じます。
もちろんラーメン屋で食べる茹でたてのラーメンと比べると麺のコシなどはかないませんが、スープやタレの味は相当なもの。それをラーメン屋まで出向かずとも家の電子レンジで温めるだけで食べられるのですから、緊急事態宣言真っ只中の現在は特にコンビニラーメンにお世話になっているというラーメンマニアも多いのでは。
コンビニのまぜそば弁当を焼いてお好み焼きにしてみた
しかしいくらコンビニの麺弁当が美味しいとはいえ、店で買って家に持ち帰るまでの間に気分が変わってしまうことってありますよね。
コンビニにいるときはまぜそばを食べたい気分だったからまぜそばを買ったのに、帰路の途中で「やっぱりお好み焼きが食べたかったな」と心変わりしてしまうことってありますよね。ありますよね!
そんな気分のときに、持ち帰ってきたまぜそば弁当を強引にお好み焼きに転生させてやったら激ウマ化したのでご報告です。
まずはまぜそば弁当をそのままボウルに移し、生卵を1~2個投入し、ビニール手袋を装着して麺をコネコネと揉みほぐしていきます。
全体がよく混ざり、麺が短く柔らかくなってきたらそのまま油を引いたフライパンに投入!
フライ返しで軽く押さえつけながら中火~強火の中間くらいで焼き続け、焦げ目がついてきたらひっくり返します。
ヨーソロー!! ソイヤー!!
なんと、卵と麺の柔らかくなった部分がツナギとなって見事に生地が固まりました。大成功! これは大成功ですぞー!!
そのままもう片面も焦げ目をつけたら食器に移して完成です。
表面はパリッパリに焼き上がり、香ばしい匂いが漂ってきます。ウマそ~!!
あまりにもウマそうな匂いに釣られて猫もやってきてしまいました。もちろん猫には食べさせません。人間様が独り占めします。
猫の視線を感じながら焼きたてホカホカのお好み焼きをいただきます!
ギャァァアアアアーーーーッ!! ウメエェェェェェーーーーーッ!!
なんだこの食べ物は!! まず最高なのは食感!! 表面はカリカリで中心部はモッチリ。焼きそばを混ぜて作る広島風お好み焼きの究極系のような感覚ですね。麺がたくさん入っているというか、麺だけで構成されているわけですから。
そして噛めば噛むほど、香ばしさとあわせてまぜそばのタレの味が後味として口の中に広がっていきます。これはすごい!!
まぜそばや油そばをラーメン屋で食べるときには卓上にあるラー油や酢などのお好みの調味料を混ぜますが、こちらも同様に思いのままにカスタムしながら味変しつつ食べるのが正解ですね。
今回はファミリーマートの「辛口魚介まぜそば」を使ってみましたが、こちらにはラー油と酢が完璧にマッチしました。直接かけてもいいですし、チヂミのようにつけて食べてもいいかもです。
当然ですが使用するまぜそばや油そばが別の商品になれば味の印象も大きく変わります。一度ハマったらいろいろな味で試してみたくなること必至。フライパンで焼くのが面倒だったらホットサンドメーカーにぶち込んで焼いてもいいかもしれません。とにかくおすすめです!