(イラスト:ニョッキー)
このところ寒い日々が続き、空気も乾燥してきました。
私は男性なので美容に無頓着でしたが、肌について最近気になり始めました。
そこで初心者の私がスキンケア、エイジングケアについて調べてまとめてみた事を書きたいと思います。
エイジングケアとは?
そもそも「エイジングケア」という言葉の意味はどういうものなのかな、と思いました。
ネットで専門サイト(「エイジングケアアカデミー」)を調べてみると
エイジングケア化粧品は、医療技術や医薬品ではありませんから、顔のたるみが原因でできた深く刻まれたほうれい線やシワなどたるみを改善する力はありません。
あくまで緩徐な力でお肌をケアするものです。
つまり、素肌が本来持っている力の手助けをすることなのです。
素肌はもともと、
お肌を元からつくる力
生まれ変わる力
自ら潤う力
を持っているのです。
エイジングケアの目的は、クレンジングや洗顔などでお肌を清潔に保ち、保湿によって乾燥肌対策、そして、紫外線対策を行うことで、この3つの力を、年齢に応じて維持することなのです。
エイジングケアという言葉をスキンケアに置き換えて考えても答えは同じです。
(引用:エイジングケアアカデミー-エイジングケアの意味と目的は?3つの素肌力で美肌を保つ!より)
基本的にお肌のケアの事を「エイジングケア」と言うようです。
しかし、なぜ「エイジングケア」という言葉を使用するのかには理由があったのです。
「アンチエイジング」を使ってはいけない理由
エイジングケア=Aging Careという言葉は、もともと、英語ではなく造語です。
化粧品では、薬機法(旧薬事法)によって、広告表現として、「アンチエイジング」と言う言葉が使えません。
なぜなら、アンチエイジングには、「年齢に抗(あらが)う」」という意味ですが、化粧品には、「年齢に抗う」はたらきがないことが薬機法で規定されているからです。
そこで、「エイジングケア」=「年齢に応じたお肌のお手入れ」というよくわからない言葉が生まれたのです。
化粧品会社としては、30代以上をターゲットとした化粧品を、「エイジングケア化粧品」と呼び、「エイジングケア」と記載することで、ターゲットに響く言葉としてエイジングケアを使っているのです。
(引用:エイジングケアアカデミー-エイジングケアの意味と目的は?3つの素肌力で美肌を保つ!より)
なんと、「アンチエイジング」という言葉は、薬機法(旧薬事法)により化粧品では使ってはいけないのだそうです。
たしかに、言われてみれば「アンチエイジング」という言葉も日常的には良く聞く言葉で、そちらのほうがなじみがあります。
そのような理由があったのですね。
私も以前仕事で「サイトが薬事法に違反していないかチェックをする」「リスティング広告の内容確認」
などの業務を行った事があり、少し薬事法について勉強しましたが、効果などをうたってはいけなかったり、様々な決まりがあるんですよね。
そのような事情で、「エイジングケア」という言葉が生まれたというのです。
ですから意味合いとしては「エイジングケア」は「アンチエイジング」と同様のものという意味なんですね。