海外旅行にもっていく荷物は概して多くなる。しかし旅慣れた人ほど荷物は少ないともいう。
現地調達できるものは日本から持って行かないのが基本だろう。
しかし、人によってはこだわりのアイテムもあるはずで、そうそう軽くすることは難しい。
そこで記者が海外旅行に持っていくと便利だろうと思われるアイテムをセレクトして実際に海外に行ってみた第3弾。読者の皆様の旅行スタイルに合わせて参考にしていただきたい。
今回の香港に続き上海でレポートする。やってきたのは上海の観光地である外灘(ワイタン)。旧租界地区で当時、日本をはじめとする列強が進出した地域で当時の建造物が多く残り、現在でも銀行や行政機関の建物として使用されている。河を挟んだ向こうにあるロシア総領事館の建物は立派なもので、見ておく価値はある。今回はレポートの後に面白い観光地も一つ紹介するので上海に行かれた際にはぜひ立ち寄ってみていただきたい。
まずは恒例の動画レポートから。
■海外旅行で(に限らずですが)便利なアイテム 上海編
https://youtu.be/dYcZRGqqwoA
mic エンボス Wラウンドファスナー 財布ポーチ
micブランドのお財布はこだわりの一級品。この写真1枚ですべての説明がつくと思うが、香港にはこの一回り大きいものを持って行った。
以下の記事を参照されたい。
※参考記事
【動画あり】海外旅行に役立つアイテムを持って香港に行ってきた!
https://rensai.jp/252430 [リンク]
さて、上海に持って行ったポーチ型の財布は本来は女性向けだが、色がネイビーのものを選択した記者は男性が使用してもさほど違和感はないと感じた。手ごろな大きさで、その気になれば4通貨の紙幣を分けて入れることができ、中国のように現金をあまり使わずに銀聯カードやスマホ決済が高度に発達した国では、片方にスマホを入れておくと歩行中は両手があくので撮影したいときにさっと取り出してパチリとやることができる。(写真は奥からフィリピンペソ、香港ドル、日本円、人民元の4通貨を納めスマホも入れている)
もちろん、旅券やカード類を詰め込むこともできるが、ホテルのセーフティボックスに預けられるものはそちらに任せて、身軽な旅をエンジョイしたい。なお、Bluetooth接続のイヤホン程度であればスマホと一緒に入るので、音楽も楽しみたい方は同時に突っ込んでおくといいだろう。ただし中国では車は簡単に止まってくれないので、はねられないように周囲には注意を配りたい。
記者の場合は香港に持って行った「エンボス Wラウンド オーガナイザー長財布」を日本では通帳や普段使用しないカードや日本にいる場合には必要のない旅券を保管するのに使用して、今回持って行った「エンボス Wラウンドファスナー 財布ポーチ」を普段使いの財布として使用している。
渡航先によって使い分けられるので、日程や訪問国数、治安状況により考慮するといいだろう。
C-Tec・Loales
こちらは大型連休無絵の記事として紹介したことのあるいわゆる電子タバコだが、ニコチンは入っていないので厳密にはたばこではなくアロマの水蒸気を楽しむ海外ではVIPEと呼ばれているもののこと。
C-Tecについては以下の記事を参照されたい。
※参考記事
大型連休に突入!夏に向けてお出かけや家で役立つアイテムを集めてみた
https://rensai.jp/250963 [リンク]
今回は、メーカーによる正規の使用方法ではない喫煙者向けのアイデアを動画で紹介した。
Loalesは特に女性に向けたデザインで、タバコでいう火をつける部分が宝石のようになっており、光り方が実にみやびだ。
アロマに共通性がないものもあるので、もし気に入った香りのものがあればブランドや形ではなく香りで選択した方が精神的にも良いことは言うまでもない。
大型連休の記事でも述べた通り、禁煙アイテムにはなりにくいが節煙アイテムには必要十分だと思うので試してみていただきたい。
ちなみに中国は建物内はほとんど禁煙だが、外は特に規制はなく皆さん歩きたばこ。ただし街頭の至る所にあるごみ箱には吸殻入れが付いているので、くれぐれもポイ捨てのないように。「旅の恥は掻き捨て」とは現在では一般的になっている意味ではないので念のため。
ぜひ行っておきたい町・田子坊
さて、一つ観光地を紹介しておきたい。冒頭の写真や動画に登場した外灘や豫園は表の代表的な観光地。そこで記者はB級的な観光地にも行ってみた。それが「田子坊」である。日本語読みでは「たごぼう」「でんしぼう」が一般的だがティエンツーファンが中国語読み。地下鉄9号線打捕橋駅から日月光中心(センター)と呼ばれる独特な建物の中央広場を抜けて通りの向かいに門がある。一度はいったらそう簡単には通り抜けも戻ることもままならないほど混在している。もう何でもありの町で小間物屋だけがひしめいているような、アートでグルメなショッピング街。帰りは方向にもよるが、南京東路方面であれば通り抜けたところにあるあるバス停からバスに乗ってもよい。
いきなり飛び込んできたのが、耳かき屋さん。ここには数店あるが中国4000年の歴史かどうかは知らない。行ってみたところ確かに気持ちがいいが、お姉さんが持ってくる工具箱のような大げさな道具類に最初はビビる。
輸血バックのような物に入ったちょっとわけのわからないジュース。ご丁寧に血液型をチェックするシールまで貼られている。そして消火器型のペットボトル入りジュース。これに至ってはコンセプトすら意味不明。
ドクターフィッシュが体験できるお店では日本で見かけるメダカほどの小魚ではなく、小鮒ほどもあるデカい魚がいっせいに足に食らいつく。15分か20分ほどで終了だが28元と激安。1回だけでも足の皮がつるつるになった驚異の大型ドクターフィッシュ。
旅のお供に、または気分転換に今回は2製品を紹介した。旅のスタイルやし好に合わせて参考にしていただきたい。
※写真および動画はすべて記者撮影・収録