どうもライターの丸野裕行です。
京都はおいしいものが揃っています。正直、食い倒れだといわれている大阪よりも、上だと思うわけですね。ソース味主義の大阪の味というのは、やはり京都人にはくどすぎて、しっかりとお出汁の効いた味わいを好むわけです。
数多くの芸能人にお店に連れて行ったもらった経験もある筆者。とてつもなくいつもグルメ記事を書いている筆者が思わず唸ってしまった、おいしいものを食べつけた芸能人が数多く通う旨い料理……今回はそれをご紹介したいと思います。
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では、いってみましょう!
西京区御陵溝浦町 『くいしんぼー山中』
京都の中心地ではなく、西京区の隠れた穴場のステーキハウスがこのお店です。
多くの芸能人や著名人が毎回感動するというステーキは、しっかりと高級な霜降りでありながら、決して脂っぽくくどくないという奇跡のステーキ。今回は夫婦で伺いましたが、焼きを入れる前に見せてもらったお肉は見るからに柔らかそうな《ヒレステーキ300g》。それをレアでいただきました。
ひと口にカットされたステーキ。口の中に入れるとほろりとほどけるような肉の繊維。本当に幸せです! さらに、《ジャンボなハンバーグ》。肉汁がミンチ肉の中に閉じ込められ、デミグラスソースがヤバい!
肉の味わいがハンバーグに絡みついて、旨すぎます。このボリューム感に半熟卵があり、ナイフを入れると恐ろしくまろやか。ステーキもハンバーグもここでしか食べられないお店です。
《お客様:寺門ジモンさん、株式会社美濃与代表取締社長、某野球選手、アンジャッシュ渡部さんなど》
店名:『くいしんぼー山中』
住所:京都市西京区御陵溝浦町26-26
TEL:075-392-3745
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:45) 17:00~21:00(L.O.20:45)
定休日:火曜・第3月曜日定休 (祝日の場合は営業)
右京区西院 『一心』
西院のお店に来たのは、とある役者さんに連れて行ってもらってから……。そうですね、3~4年前くらいでしょうか?
来店したときには、東山紀之さんや松岡昌宏さんなどが来られていて、『必殺仕事人』談義で盛り上がっていました。このあたりは、東映太秦撮影所も近く、近隣のホテルやANAクラウンホテル京都があったりと現場への送り迎えに便利なんですね。
『一心』が出す《一心鍋》というのは普通の鍋とは違い、韓国風の旨辛鍋なんですね。鍋が丸い形にえぐれていて、全体的に四角い形をしています。
キッチンの方でたくさんの野菜とお肉を混ぜて、豆腐、そして別注でホルモンなどをセット。テーブルにそれが堂々登場。奥から出てきたスタッフさんが、牛骨と思われるスープを真ん中に投入。
「真ん中に野菜とお肉を入れて、少しずつ食べ進めてください。一気に入れると、汁があふれてくるので……」という注意事項もちゃんと伝えてくれるんですね。コクのある出汁だけでも味が付いているんですが、つけダレも秀逸!締めには、ご飯とトックのような餅、うどんがあり、いつも常にすべて食べきれないほどのボリューム! たまりません!
《お客様:東山紀之さん、松岡昌宏さん、ジャニーズメンバー、東映撮影所で撮影する俳優陣》
店名:『一心』
住所:京都市右京区西院北矢掛町36-25
TEL:075-316-1010
営業時間:17:00~翌0:00(L.O.23:00)
定休日:木曜日
下京区西木屋町通四条下ル 『食堂 おがわ』
こちらはなんと予約半年待ちのお店、『食堂 おがわ』。念願の予約日、訪問すると小川さん自ら「この席でお願いします」と出迎えてくれるホスピタリティの高さ。への字のカウンターは瞬く間に満席になり、皆が料理を待ちわびます。
お客さんすべて《お任せ》での注文なので、料理のチョイスもそれに応じて待つことになります。この時に出てきたのは、まずからすみ餅、オイルサーディン、ナマコの茶碗蒸しの《付きだし》。
さらにレア状態の《白子と鯛の子》。ねっとりとした口当たりで苦みを楽しめる春の妙味《うどの天ぷら》。さらに、《 たけのこ木の芽あえ》。
(近春で、断酒前)好きな焼酎があったので、《鰯のきずし》に舌鼓。そして、和辛子とのアクセントが素晴らしい《初鰹の塩たたき》。そのあとは揚げ物で一夜干しの《鶏の唐揚げ》。これは味が濃くなってうまうまですね。
肝ソースの《アワビの天ぷら》、《だし巻き》、《若竹汁》と満腹です。
ご飯ものもお持ち帰りができるので安心。ご主人も、食べものも、お客さんも、お店も……全部が味わい深い珠玉の居酒屋です。
《お客様:石黒賢さん、松本隆さん、京都の企業人など》
店名:『食堂 おがわ』
住所:京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町204 1F
TEL:不明
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:水曜・月末火曜
東山区祇園 『安参』
食通である高橋英樹さんや新喜劇一のグルメ通の末成映薫さんが足繁く通う「有名人や芸能人も思わずトリコになる京都一番の肉割烹」といわれるのがこの『安参』。
創業70年を超え、基本的には取材NGの名店なのですが、コロナがひと段落つき、お邪魔することになりました。有名人が行列に並んでまで食べる肉のメニューはかなり独特。《ヘルツ》《ツンゲ》《マーゲン》などなど……まったく聞き慣れていないこの名称は、ドイツ語なんです。開店した当初より京都大学医学部関係者が行きつけのお店だったことで、医学部用語でおしながきを明記するようになったとか……。
ミノやミスジなど定番メニューはもちろん美味ですが、ここの名物はやはり70年以上も出汁を継ぎ足し、継ぎ足しで作った《煮込み》。ありとあらゆる部分が煮込まれていますが、テール部分の煮込みはトロトロジュワーっと柔らかい。
京都の社長に連れて行っていただいたのですが、通だけが知っている〆は煮込みタレがたっぷりかかった《卵かけご飯》。最強の煮込みです。
《お客様:高橋英樹さん、末成映薫さん、祇園の食通など》
店名:『安参』
住所:京都市東山区祇園町北側347
TEL:075-541-9666
営業時間:18:00~22:30
定休日:日曜・祝日
やはりグルメな街・京都。京都ならではという「今、食すべき逸品」が街にあふれています。変異ウイルスが登場していますが、京都を観光する際には、ぜひ京都ならではの味を楽しんでみてください!
まだまだ、ご紹介すべき名店はいろいろとあります! 今後も随時紹介していきます!
※各店舗、新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。