
【マイナビ・日経】2025年卒大学生就職企業人気ランキングの文系・理系のそれぞれのトップ10を見た。
上位10位(文系総合)
1 ニトリ
2 みずほフィナンシャルグループ
3 伊藤忠商事
4 三菱UFJ銀行
5 味の素
6 東京海上日動火災保険
7 日本航空(JAL)
8 セガ
9 JTBグループ
10 バンダイ上位10位(理系総合)
1 ソニーグループ
2 味の素
3 KDDI
4 Sky
5 パナソニックグループ
6 三菱重工業
7 NTTデータ
8 キヤノン
9 セガ
10 トヨタ自動車
時代は変わるのだと思った。銀行や保険会社は数社合併して現在に至る。文系1位にニトリが来たのは驚いた。理系の1位のソニーは未だ健在ぶりに凄いと思う。文系&理系のトップ10に入った企業が味の素とセガ、これも興味深い。
新年度が始まりさくら咲くこの季節に多くの新社会人が誕生する。就職のため上京をした人や、引っ越しをした人も多いはずだ。花冷えの時期は気温の変化が激しく体調を崩しやすい。新社会人の心持を察するとなんだかドキドキする。
いい職場であって欲しいと思うし、良き上司、同僚に恵まれればいいと願う。ただ、そう簡単に好運には恵まれないから、新社会人はキチンと様子を見て、周りに歩調を合わせるように、足並みを合わせるのが大切に思う。
どんな職場であろうとも先ず3年は続けて欲しい。基本に忠実であることと、誠実な働きをすること。この二点が守られればだいたいは上手くいく。
時間厳守はいうまでもなく、挨拶は大きな声で元気よく、そして、これが一番大事な事であるが職場の人たちの悪口は言わないこと。これね、悪口を言えばそういうのは必ずバレるのです!だから言わない。
会社を辞める理由って本当のところ、人間関係が多いと思う。新職場で3年間を乗り切るには、紳士・淑女になるための人間的な訓練と思えばいい。仕事って最終的に人間性ですからね。
人から信頼を得るためには良い人間であれば協力者も出て来る。苦手な相手でも味方につければ鬼に金棒である。演技だけでもいいから兎に角『いい人』になるのだ。それを続けていれば人間は実際そのようになる。
ただ、ここで気を付けなければいけないことは、自己啓発は必ずすること。それがないと薄っぺらい人間になってしまう。敏腕経営者の本を読んでみるのもいいし、新聞はしっかり読むこと。自分の分野以外の業務も興味を持つこと。仕事や会社、業界、異業種にもアンテナは張っておくこと。
それに人間的に暖かみのある人になること。困っている人がいたら寄り添い、忙しい人がいたら出来る範囲で協力し、他人の慶事を喜び、人間的深みを増すこと。こういうことを入社1年目から意識して実践すると道は外さないはずだ。
人間は調子に乗りやすい生き物だから、それで躓く人たちが大勢いる。例えば、未だにマスコミに取り扱われフジテレビの性暴力の問題も、加害者と言われる元タレントに気に入られたフジテレビ社員は、その元タレントの鶴の一声で本人に実力はなくても出世していった。元タレントの腰巾着になることが彼の仕事のように、元女性アナウンサーを物扱いでもするように業務外の会合に呼び出していた。
これは元タレントもズレているが、気に入られたフジテレビ社員のプロデューサーにも、その悪の資質があったからお互いつるみ合ったのであり、もし、社員が人としてマトモであれば元タレントの手下になるようなことはなかったのだ。
人が転落するのは簡単なのだ。だからこそ、こういう出来事も決して他人事と看過するのでなく、自分ならどう対処するか?と常に考える訓練もして欲しい。
兎に角、新社会人の人生は始まったばかり。この世の中は鬼も一杯いるので心して世間の荒波を渡ってください。