さりげなく秋葉原の制覇を狙うガジェット通信ですが、ほぼほぼラーメンやらカレーに特化している感は否めません。おかげ様で筆者(YELLOW)の体重も(略
住宅街に溶け込む『フルーフ・デゥ・セゾン』
いわゆる“フルーツパーラー”的な何かの『フルーフ・デゥ・セゾン』ですが、目立たない路地裏にあるのに開店と同時に満席になる人気店で御座います。
まあ、さしてスイーツを欲しない筆者ですので「へー、そうなんだ?」くらいにしか思ってなかったのですが、あるときネットに流れている期間限定商品『宮崎マンゴーパフェ』の写真を見て、どうしても食べてみたくなった次第です。
以前、町田の有名な店で“スイーツ行列”の恐ろしさを知った筆者は、とりあえず開店30分前に並んでみました。
すると、どうでしょう?
オープン5分前まで誰も現れずという、信じられない事件が起こりました……。
しかし!
いざオープンすると続々と年齢層が高めな方達が現れ、瞬く間に満席になりました。
なるほど……客層の違いで行列も変わるという事でしょうか? これは、またひとつ勉強になりました(白眼)。
『宮崎マンゴーパフェ』を食す!
すでに狙いは『宮崎マンゴーパフェ』一択ですので、ほぼほぼオーダーは決まっていたのですが、とりあえずメニューを見てみます。
そして、いつも通りに写真を撮っていたのですが、どうやら『フルーフ・デゥ・セゾン』はメニュー表は写真撮影禁止の模様……。
というわけで、メニューに関する写真はなしで、いきなり実食で御座います。
宮崎マンゴーを全力で楽しむパフェ
写真に一目惚れして“お見合い”してみたものの、なんか写真と違くはないんだけど的な微妙な空気感を再現したような感じの印象です。
まあ、パフェとしては宮崎マンゴーを美味しく頂く為のモノであり、昨今の過剰なデコレーションは必要ないと言えばないのですが、いわゆるパティシエ的な人が作るパフェとはちょいと違う予感です。
オールドスタイルと言うか、トラディショナルな装いでしょうか?
宮崎マンゴーの美味しさを実感した!
「とりあえず宮崎マンゴー、美味しいっす。以上っす」
では申し訳ないので、何か褒め称えるポイントを探すのですが、なんていうか宮崎マンゴーの存在感が90%くらいを占めているパフェなので、他の部分は難しいと思うのです。
とにかくスイーツ好きでは無い筆者も、宮崎マンゴーの美味しさは認めざるを得ない案件かと存じます。
生クリームも甘さ控え目で、フルーツの美味しさを引き立てる感じでしょうか?
例えば町田市の有名な『カフェ中野』のパフェは、実に細かい部分まで手が込んでいて、あれこれ突き回す余地があるのですが、この『宮崎マンゴーパフェ』は、パフェとしてはシンプルなので表現が難しいですね。
まあ、下の方まで食べ進むとマンゴーのシャーベットとかアイス、ちょっとしたヨーグルトっぽい酸味のある何かとかあるのですが、主役の宮崎マンゴーほどのインパクトはありません。
『フルーフ・デゥ・セゾン』 総評
フルーツパーラー的な店としては歴史もあり、非常に良い店だと思います。
若干、フルーツの特性というか価格変動のために1500円とか1700円と微妙なバラ付きがあるっぽい感じでして、筆者の時は『宮崎マンゴーパフェ』は1700円でした。
結果、この1700円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれかと思われますが、筆者的には「一回食べれば良いかな?」って感じです。
単純に“宮崎マンゴー”の価格を考えれば、むしろ1700円でも安いと思うのですが、筆者が普段食べている某焼肉屋さんのパフェと比べると、夢と言うかロマンが足りない予感です。
しかし!
パフェとしては今ではシンプルな部類に入る『フルーフ・デゥ・セゾン』ですが、逆にフルーツパーラーとしてのパフェで考えればフルーツを主役にするのも当然であり、この『宮崎マンゴーパフェ』は大正解かと存じます。
というわけで、もモヤモヤ感の拭えないレビューで申し訳ないのですが、これは“男と女の埋められない壁”だと思って納得して下さい。
「男はラーメン二郎に並び、女はスイーツに並ぶ」
さしてスイーツに興味がない筆者が書いたのでイマイチ美味しさが伝わっていないのは否めませんが、その程度の筆者が1700円払ってディスっていない時点で、それなりに美味しかったであろう事は予測出来ます。
それでは、是非みなさんも秋葉原でパフェ的な何かを欲した時には、この『フルーフ・デゥ・セゾン』に訪れてみて下さい。
『フルーフ・デゥ・セゾン』
住所:東京都千代田区外神田4-11-2
営業時間 10:00~19:00 土日祝日 11:30~19:00
定休日:水曜日、木曜日