ベトナム最後の楽園!?フ―コック島に行ってきたよ

  by メイメイ舎  Tags :  

ホーチミンシティから飛行機で約1時間半。フ―コック島はタイ湾に浮かぶベトナム最後の楽園と言われる島です。気候は一年を通して平均25度以上。真っ白なビーチと青い海が旅人を歓迎してくれる、今、注目のリゾートなんです。

いざ、フ―コック島の空港に降りてみれば、こぢんまりしつつも予想以上にモダンな雰囲気。授乳室があるなど、家族連れの受け入れについてもちゃんと考えているようです。

空港からリゾートエリアへは車で30分ほど。
リゾートホテルが集中しているのは、20㎞ほどロングビーチが伸びる島の西側。
ビラ形式の客室が20~30室程度の中小規模のリゾートホテルが緑の中に点在し、いずれもアットホームな雰囲気となっているようです。

着いて早々、やっぱりすぐに行きたいのがビーチ。ややシーズンオフだったせいか、人影まばらで波音だけがやさしく聞こえ、思わずビーチでうとうと。ビーチの背後にはBBQも出来る公園が広がっています。海は予想以上に海の透明度も高く、まさに心地よさ満点。

また西海岸のビーチはとても美しいサンセットが見られることでも知られます。静かにあたり一面を染めるオレンジの中に、シルエットだけになった小舟が浮かび、ずっとこのまま眺めていたくなります。

やがて夜のとばりはしっかり降りて、星が空に瞬き始める頃、街のはずれにはナイトマーケットが登場。細い道沿いにずらっと並んだ屋台前の水槽には、獲れたての魚がいっぱい。エビ、貝、タコも見られます。そしてそれを指さしオーダーすれば、店頭で焼いてくれます。
フーコック島はコショウやニョクマム、塩の産地で知られ、そんな調味料にちょちょっと付けてエビを食べれば、身の甘味が口の中に広がります。そしてなんといってにプリプリの弾力性!
海鮮というと大人数で行かないといけない気がしますが、このナイトマーケットならば、ひとりで訪れても歓迎してもらえます。

翌日は島内巡り。国立公園となっているジャングルや、漁船もたくさん浮かんでいるビーチ、コショウ農園などをひと巡り。もしご希望ならばアミューズメントパークやサファリ動物園で遊ぶことできます。

また今回、お気に入りだったのが昨年できたばかりだという「Bee Farm」(http://www.phuquocbeefarm.com/)。オーガニックにこだわったハチミツ農園で、カフェでは園内で作られたハチミツを使ったスイーツやフレッシュジュースが飲めます。この日いただいたのは、バナナとコーン、ポテトを小麦粉の衣をつけて揚げたもの。コーンのしゃっくり感と衣のふっくら感のコンビネーションがとくによかったです。

オーナーは日本語も話せるので、農園のことやハチについていろいろ教えてもらうことができます。オーナーにとってハチはとても大切なもの。花やフルーツの受粉もハチがいなくてはできません。しかし、植物に農薬を使いすぎた為にハチがいなくなった場所があるというニュースを聞き、それではいけないとオーガニックの農園づくりを志したそうです。

農園からは周囲の山々の眺めもとてもいいので、ぜひ、訪れてみて下さい。

他にも雑多なアジアが好きな方ならば、ドン・ユー市場へ。生きたままの鳥や、野菜、菓子、調味料などが売られている、本当の地元の人の為の市場です。その変わり、フ―コック島の暮らしの息吹を感じられます。ただし、道がぬかるんでいる上、ところどころバイクの波で身動きがとれなくなったりするのでご注意を。

のどかなフ―コック島。ホーチミンシティの喧騒から抜け出したい時には、気軽に飛行機に乗って行ってみてはいかがでしょう?
ちなみに飛行機はベトナムエアとジェットスターが就航しています。

旅行ネタを中心に、街ネタ、グルメネタ、リラクゼーションネタを得意にしています。旅行はベトナム、タイ、インドネシア、アメリカ、ハワイ、中国、香港、台湾が、仕事でもプライベートでも好きな方面。ほどほどにリーズナブルで、大人の楽しみ方ができる、そんな旅が常にターゲットです。また城旅が好きで、中でも山城跡を登っては往時に思いを馳せています。趣味はフラダンス。地道にやってるライターです。

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