2016年における、クロス・プラットフォームのマーケティングが必要になる。 2015年11月25日
By Nick Bianchi、AT&TとeMarketer
モバイル通信サービスにおいても、最大手の、AT&Tは、ネットワークの接続性を重視しており、今夏に展開された、セルラー・ネットワークを使用して、米国の都市のあらゆる場所で、車で移動中でも、ユーザが、スマートフォンなどのモバイル・デバイスを利用できるようにした。
AT&Tのソーシアル・メディアのディレクター、Nick Bianchi氏は、eMarketerのMaria Minsker氏のインタビューで、クロス・プラットフォームのメッセージングが、キャンペーンの成功の主な要因になり、2016年における、AT&Tのマーケティング戦略を、どれぐらい継続して、促すかについて説明した。
1)eMarketer:
RoadTripATTキャンペーンを、どのように展開したか?
複数のソーシアル・プロパティに渡り、RoadTripATTキャンペーンを、どのように、意味のあるものにしたか?
1)Nick Bianchi氏:
サマータイム中に、人々は、休暇を取って、自分たちの家族と、どこかにドライブに出かけるだろう。
AT&Tは、ドライバーがカーナビを使用したり、同乗者が、車の後部座席で、テレビや映画、ゲーム、あるいは、Webブランザで、さまざまなサービスを利用したりすることができるようにする。
AT&Tによると、車の同乗者は、スマートフォンで、メールや電話をしたり、周りの景色を撮影し、ビジュアルな写真のコンテンツを作成して、InstagramのSNSサイトに投稿したりできるようになることを期待しているという。
AT&Tは、車の同乗者が、Instagramに、ビジュアルなコンテンツを投稿し、友達と共有したり、Twitterで、友達とおしゃべりしたり、Facebookに、ビジュアルなコンテンツやメッセージを投稿し、友達と共有したり、コミュニケートしたり、自分のブログに、記事を投稿したりできるようにする。
2)eMarketer:AT&Tは、ドライビング・エンゲージメントにおいて、クロス・プラットフォームのアプローチは、どの様な役割を演じたか?
2)Nick Bianchi氏:
クロス・プラットフォームのアプローチは、RoadTripATTに対し、かなり高い、約3700万のインプレッション数と、約145,000のエンゲージメントを生成した。
ブロガーとInstagramのユーザは、さらに、2700万回のインプレッション数と約137,000エンゲージメントをもたらした。
3)eMarketer:
AT&Tは、キャンペーンの性能を見るときに、測定標準化の欠如を、どのように扱うか?
3)Nick Bianchi氏:
あらゆるブランドは、ソーシアル・メディアを推論し、この測定基準が、各プラットフォームに対し、何を意味するか理解するために、絶えず戦っている。
AT&Tは、測定基準の標準のダッシュボードに向かって、絶えず取り組んでいる。
インプレション数は、AT&Tにとって、ある程度、立証済みであるが、AT&Tは、2015年に、ビデオのビューが、さらに重要になったことに焦点を合わせている。
4)eMarketer:
AT&Tは、ビデオの効果を、どのように測定しているか?
4)Nick Bianchi氏:
AT&Tは、成功に結び付く、測定基準として、ビデオの効果を見ている。
AT&Tは、どれぐらい、多くの人たちが、コンテンツの断片で、ビデオをポーズしているか、ビデオをクリックしているか、および、ビデオをズームしているか、を追跡している。
AT&Tは、我々が制作している、コンテンツが、ユーザをエンゲージしていることが、確実になるよう、努力している。
5)eMarketer:
2016年のクロス・プラットフォームのキャンペーンで、実験することを計画している、ブランドに対し、何をアドバイスしているか?
5)Nick Bianchi氏:
ブランドは、優れたキャンペーンを開発することを試みることができるが、適切なプラットフォームに対し、適切なコンテンツを構築することが要求される。
Instagramは、Facebookのユーザよりも、異なったコンテンツのタイプを望んでいるユーザを、ターゲットにしている。
ユーザは、クロス・プラットフォームのキャンペーンを持つことができるが、このコンテンツは、特定のプラットフォームに対し、ユーザが期待することに、影響を与えなけらばならない。
6)eMarketer:
ソーシアル広告への支出は、2016年も、増え続けるだろう。
測定を標準化することなく、ソーシアル・メディアにおいて、重要な賭けに関係したリスクは何か?
6)Nick Bianchi氏:
ブランドにとって、目標を見失うことが、リスクになるので、AT&Tは、常に、自分達を基準に置くことを試みている。
AT&Tは、キャンペーンを構築しているときに、「誰かが、なぜ、コンテンツを考慮しているか?なぜ、コンテンツを共有するのか?」ということを、自分達の基準にしている。