ダムの見学というと外から見るという印象です。 でも、内部を見たいと思いませんか? その望みがかなうイベントがあります。 多くのダムでは管理団体(電力会社、水資源機構など)が時々ツアーを組んでダムの堤体内の見学イベントを開催しています。 今回は『水資源機構』が開催した『大島ダム・ウォーク』に参加しました。
ダムの中に入るには?
ダムの中の見学は毎日行っているわけではありません。 年に数回程度何らかのイベントに付随する形で公開されます。今回は秋の紅葉を楽しむ『大島ダム・ウォーク』というイベントの一環で見学することができました。 多くのダムは内部開放を年に数回行っています。ダム運営会社のWebサイトや自治体の広報などをチェックしているとダムに入ることができるイベントが見つかります。
メインはダム周辺をウォーキングすることです。
市長や議員が挨拶に来るほど注目
ウォーキングイベントというと地味な感じがしますが、今回のイベントでは、市長や議員の『今枝宗一郎』氏も挨拶に来ています。ダムという重要な施設のイベントだからだと思います。
新城市長
今枝宗一郎氏
堤体内ツアーは少し大変?
堤体内ツアーは、普段作業員が入る通路を移動します。 今回の大島ダムは、非常に斜度の高い階段を上ったり下ったりしますので非常に疲れます。 一緒に見学していた小学生たちも移動に苦労している感じでした。
見学する大島ダムです。 これを見ると普通です。
堤体を見下ろすと高さを実感できます。
まずはここを下ります。 写真ではわかりにくいですが、階段の一段が非常に高く上り下りが大変です。
下から見下ろすとより高さが分かります。
ダム堤体内のトンネルです。
ダムのしなりを計測する『プラムライン』です。 ダムは水の圧力でしなります。 それを計測する器具です。
ダムの漏水を確認するメーターです。
堤体内の階段はすべてきついです。 誰かが足を踏み外したら巻き添えは確実です。
頑張ってエレベータがある場所まで登ります。 エレベータはすべての階にあるわけではありません。
上った階段を振り返ると高所恐怖症にとっては怖いです。
お楽しみの地元の食べ物です。
豊川用水ホームページ
http://www.water.go.jp/chubu/toyokawa/ [リンク]
ダムの中に入れる 大島ダム・ウォーク ダムマニアには楽しい秋のウォーキングです (YouTube)
https://youtu.be/AKOq1sm34p4