冬限定の午後ティー「WINTER BLEND TEA LATTE」をよく知るために特徴ある他の午後ティーと飲み比べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

午後ティーの愛称でおなじみのキリン午後の紅茶には、今や多くの種類がありなかなか区別がつきにくい。それでも好みに合わせて違う紅茶が提供されているので、「自分の午後ティーはコレ!」という譲れない推しがある方も多いはずだ。
今回は11月発売の季節限定新製品と、同じ紅茶でも毛色の違う特徴的な通年販売の既存品を飲み比べてみた。

11月19日に発売された冬限定の「WINTER BLEND TEA LATTE」を誰にでもわかるようにあえて言うと、「濃い目のミルクティー」「生クリーム」「バニラ」だ。この3つのキーワードで説明が付く。
まずミルクティーとしてはかなり濃い目だ。これは物理的な濃さも味でわかるが、香りもかなり濃い目だ。後述するバニラも加わって開封直後からわかるほどだ。
生クリームはミルク分の濃さを追求するとかえって牛乳っぽくなってしまうのを、生クリームを加えて紅茶もミルクも濃くしたのが飲むとすぐにわかる。
最後にバニラフレーバーだが、ペットボトルの径が小さい開封口では通常は香りは上がってこない。しかし本品はホットでもないのにキャップを開けるとバニラの香りが感じる。これは女性にはテンション上がる香りなのではないだろうか。ほっと一息にぴったりな冬フレーバーだ。

無糖紅茶で特徴的なのがアールグレイアイスティーだ。いわゆる日本人が思い浮かべる紅茶らしいアッサム茶とは一線を画す複雑な独特の香りはアールグレイの持ち味だ。これを無糖で味わうので紅茶の味とともに、香りも味わうことになる。これが楽しみだというファンも多い。水の代わりに飲んでいたい紅茶だ。

ロイヤルブレンドはミルクティーの中でも濃い目の抽出というよりも、一般的なペットボトルミルクティーの1.5倍の茶葉を使用しているので「濃そうな」ではなく本当に濃いのだ。この濃厚なミルクティーが冬にぴったりで、味と香りが高級感と華やかさにあふれるものになっている。こちらも、ほっと一息つきたいときや疲れた時の癒しに効くだろう。

ちなみに記者は「おいしい無糖」の2リットルペットボトルを安い時に買っておいて水のように飲んでいる。毎日だ。そしてお酒は「ストレートティー」で割って使い分けている。午後ティー同士の飲み分けを無意識のうちにしていると、選択肢が増えればまた異なる飲み方を模索することになる。多くのラインナップによる選択肢の広がりは、飲み手を選ばず、またはどんな人にもヒットする一品があるのだろうと感じた。

※写真はすべて記者撮影

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