Gartnerによると、2015年3Qに、新興市場での、世界のローエンドのスマートフォンの販売が伸び、出荷台数を15.5%増加させたという。 2015年11月18日
Huaweiは、2015年3Qに、携帯電話やスマートフォンの販売において、最高の成長率を記録した。
Gartnerによると、2015年3Qに、新興市場において、手頃な価格のスマートフォンの需要が増え続け、世界のスマートフォンの販売を促したという。
2015年3Qに、エンドユーザに対する、スマートフォンの世界の出荷台数は、前年同期から、15.5%成長した。
Huaweiは、2015年3Qに、携帯電話やスマートフォンの出荷台数において、最高の成長率を記録した。
Gartnerによると、2015年3Qに、新興市場において、手頃な価格のローエンドのスマートフォンの需要が増え続け、世界のスマートフォンの販売を促したという。
2015年3Qに、エンドユーザに対する、スマートフォンの世界の出荷台数は、前年同期から、15.5%成長した。
新興市場における、スマートフォンの出荷台数は、2015年3Qに、前年同期から、18.4%成長し、2億5970万台に達した。
2015年3Qに、Samsungは、ハイエンド・デバイスに対する需要が低下したのに対応するために、前回のリフレッシュの後に、4ヶ月経ってから、高級スマートフォンのリフレッシュを実施した。
これにより、Samsungは、Appleの大画面のスマートフォン、iPhoneに対抗した。
Appleは、スマートフォン市場の高級機のセグメントにおいて、2015年3Qに、iPhone 6と6 Plusのモデルにより、スマートフォン市場で優位を続けた。
2015年9月の4週に、iPhone 6sと6s Plusの世界市場への出荷を開始し、中国においても、同時に出荷が開始された。
Huaweiは、国内市場と世界市場(特にヨーロッパ)の両方において、スマートフォンの出荷台数を増やした。
1)2015年3Qにおける、世界のベンダごとの、エンドユーザへのスマートフォンの出荷台数
(単位:千台)
2015年3Q 2015年3Q 2014年3Q 2014年3Q
ベンダ 出荷台数 シェア 出荷台数 シェア
Samsung 83,586.7 23.7% 72,929.4 23.9%
Apple 46,062.0 13.1% 38,186.6 12.5%
Huawei 27,262.3 7.7% 15,935.0 5.2%
Lenovo 17,439.2 4.9% 21,314.1 7.0%
Xiaomi 17,197.2 4.9% 15,772.5 5.2%
その他 161,296.6 45.7% 141,246.5 46.3%
合計 352,844.0 100.0% 305,384.0 100.0%
ソース:Gartner、2015年11月
Lenovoには、2015年3Qと2014年3Qにおける、LenovoとMotorolaによる、携帯電話の出荷台数が含まれる。
スマートフォンのオペレーティング・システム(OS)市場において、AppleのiOSを搭載した、スマートフォンの出荷台数は、順調に推移し、前年同期から、21%増えた。
SamsungやHuaweiからの世界における、Androidベースのスマートフォンの出荷台数が、緩やかに増え、1.4%だけシェアを獲得した。
Windowsベースのスマートフォンの市場シェアは、前年同期の3%から、1.7%に低下した。
Gartnerによると、Windows 10は、正式に発表された後も、スマートフォンのOS市場における、エコシステムの競争において、消費者を引き付け続けることができず、スマートフォンOS市場の中で、小さなシェアしか獲得できないだろうという。
2)2015年3Qにおける、オペレーティング・システム(OS)ごとの、エンドユーザへの、世界のスマートフォンの出荷台数
(単位:千台)
2015年3Q 2015年3Q 2014年3Q 2014年3Q
OS 出荷台数 シェア 出荷台数 シェア
Android 298,797 84.7% 254,354 83.3%
iOS 46,062 13.1% 38,187 12.5%
Windows 5,874 1.7% 9,033 3.0%
BlackBerry 977 0.3% 2,420 0.8%
その他 1133.6 0.3% 1,310.2 0.4%
合計 352,844.0 100.0% 305,384.0 100.0%
ソース:Gartner、2015年11月
エンドユーザに対する、世界の携帯電話の出荷台数は、2015年3Qに、前年同期から、3.7%増加し、4億7800万台近くになった。
新興市場において、携帯電話が継続して成長し、自国のブランドの出荷台数の増加を促した。
結果として、ZTE、Huawei、Xiaomi、TCL Communication Technology、Oppo、および、BBKといった、中国ブランドが、新興市場において、積極的に、出荷台数を伸ばしたが、インドのベンダ、Micromax Informaticsは、世界の携帯電話ベンダのトップ10における地位を固めた。
3)2015年3Qにおける、世界の携帯電話の、エンドユーザへの出荷台数
(単位:千台)
2015年3Q 2015年3Q 2014年3Q 2014年3Q
OS 出荷台数 シェア 出荷台数 シェア
Samsung 102.063 21.4% 93.620 20.3%
Apple 46,062 9.6% 38,187 8.3%
Microsoft 30,291 6.3% 43,134 9.4%
Huawei 27,457 5.7% 16,324 3.5%
LG 18,194 3.8% 21,292 4.6%
Lenovo 17,612 3.7% 21.551 4.7%
Xiaomi 17,197 3.6% 15,773 3.4%
TCL 17,165 3.6% 15,955 3.5%
ZTE 13,682 2.9% 13,858 3.0%
Micromax 12,165 2.5% 5,645 1.2%
その他 176,011.1 36.8% 175,725.9 38.1%
合計 477,898.8 100.0% 461,064.0 100.0%
ソース:Gartner、2015年11月
この結果には、LenovoとMotorolaの両方による、携帯電話の出荷台数が含まれる。
詳細は、Gartnerレポート「Market Share: Devices, All Countries, 3Q15 Update」を参照のこと。