前回は
1.ネタを決めよう!
2.申し込みをしよう!
について解説をした。
前記事
https://rensai.jp/p/88199
今回は、
3.当落発表までにやっておくこと。
4.当落発表後~やっておくこと。
についてだ。
さっそく、始めよう。
3.当落発表までにやっておくこと
当落発表までただ待っているだけではあとで絶対に追い詰められる(締め切り的に)。
すでにネタ出しはしているので創りだしてしまおう。
私の場合は、申し込み完了後~当落発表までの間には90%、うまくいけば100%は完成させる。
ここで当落を考えるのはやめよう。
ただただ、作品を作るんだ!
落ちたら落ちたで、受かった誰かのスペースに委託するのもよし、ネットにフリー公開するのもよし、DLSiteなどでDL販売をするのもよし、なんだったら製本をしてネットショップを開いて通販をするのだってありだ。
今の時代、やろうと思えばなんだってできるんだぜ。
だから、コミケに出せなかったとしても作った作品は決して無駄にならないはずだ。
仮に当落発表後で当選を確認してから作業に移ったとしよう。
それを生業としている人か自宅警備員なら作品制作にたくさんの時間を使えていいかもしれない。
しかし多くの場合、何らかの仕事をしながら同人活動に勤しむことになるだろう。
仕事が忙しい日が続いて、家に帰ったら疲れてすぐ寝てしまう。
その結果作品制作が進まない。
締め切りヤバイ。という焦りが生まれると精神的にも作品の質的にも良くない。
心の余裕を持ち、まったりと作業するためにも当落の話は一旦脇に置いて作品制作に取り掛かろう。
ちなみに私の場合はコミケ用に創り始めるというよりも、コミケとは関係なしにぼちぼち作っていたものを
「じゃあ次回はこれ出すか」
という感じでコミケに出すことも多い。
なので、申し込み段階で結構できていたりする。
4.当落発表後~
いよいよ当落発表の日だ。
ここで落ちたという設定にすると話が進まないので見事当選したという設定にしよう。
当落が発表されてからまもなくサークル入場券とコミックマーケットに関しての諸注意などが書かれた書類が届く。
C87のサークル入場券はこんなかんじ。
これが3枚つづりで入っている。
これをサークル入場時にスタッフに表面を見せつつ箱に入れて入場する。
また、サークル入場券の横には作品登録カードが付属している。
こちらにサークル代表の名前を記入し、印鑑を押し”見本誌提出”の時に一緒に差し出す。
“見本誌提出”についてはまた次回お話しよう。
それらをチェックしつつ、締め切りまでに印刷所への入稿を行おう。
同人誌印刷を行っている印刷所はたくさんあるので迷うと思うが、お気に入りの同人サークルが使っている印刷所を選べばいいのではないだろうか。
印刷の質もコミケでどんなものか確かめる事ができるしな。
おっと、いい忘れていたがこの段階で印刷所を探し始めるのは良くないな。
本来は作品制作開始時に印刷所も決めてしまうのがベストだ。
印刷所固有の納品形式(原稿サイズとか対応可能形式とか)があるかもしれないから印刷所のページをよーくチェックするんだぞ。
印刷所に入稿し終えたらほっと一息!
同人誌印刷を全面的に押し出している印刷所は同人誌即売会会場への直接搬入も行っているので、荷物を気にする必要は全くないぞ。
朝に自分のスペースに行けば机の下に本が入った段ボール箱が置かれている。
以上が今回の内容だ。
次回はいよいよ、コミケ直前と本番について書いていくぞ!
(続く)