ドミノ・ピザ ジャパンは、お花見シーズンを盛り上げる新商品として、ピンク色の「さくらピザ」と、ピンク色とまんまるな形が可愛らしいサイドメニュー「さくらモッツァレラボール」を、2024年3月4日(月)より期間限定で販売している。
子供も大人も大喜びのデザートピザに仕上がっていた。グループでの会合で実際に注文してみたのでレポートする。
ちなみに子供の感想は「耳も甘くて美味しい!」だった。
記者は一般社団法人日本占道協会の四柱推命認定鑑定師でもある。要は占い師なのだが、メディアの記者という本業があるので、その経験や関わりを鑑定師にお話しするセミナーの講師をしている。占いは鑑定するほうもされる方も圧倒的に女性が多いのだが、今回のセミナーでは男性の鑑定師もいたので、質疑応答の時間をティータイムとしてお茶をする目的で、「さくらピザ」と「さくらモッツァレラボール」をセミナー会場に宅配注文した。
このようなシチュエーションは多くあると考えられるので、会議や会合、グループでの集まりで気軽に注文できるのがピザの良い点だ。しかしどうしてもピザは「食事」としての選択肢しかないので、お茶の席(ティータイムやおやつとして)ではなかなか注文しにくい。しかしこの2品は明らかにデザート系なので、食事とは関係なく純粋におやつとして、お茶うけとして注文してみた。
届いた瞬間からもう甘い匂いが立ち込めている。女性の鑑定師はこの段階で若干興奮気味だ。それはそうだろう、チョコレートのような香りがピザの箱から漂ってきて、パッケージも期間限定の桜が描かれたピンク色なのだからテンションは上がる。
そして、開けてびっくり、これが本当の玉手箱。箱だけではなくピザそのものがピンク色なのだから、それはもう焼きたてのケーキとしか言いようがない。
女性鑑定師たちは直前にテレビで見て本品を知っていたようで、それが今、目の前にあるのだからキャーキャー状態だ。食べてみると「甘い、美味しい、これなに?」と指示したものはなんとピンク色のタピオカ。「タピオカをピザに入れるなんてすごいアイデアですね」と大喜び。
そして「さくらモッツァレラボール」は若干の塩気があるが、食べた瞬間「あ、唐揚げかと思いました」と、少し不思議な様子。記者も食べてみたが確かにサクッとした食感と若干の塩気がまるで唐揚げを食べているような錯覚を覚える。甘い「さくらピザ」と塩気のある「さくらモッツァレラボール」の組み合わせが完璧に調和しているそうで、「両方注文して味のバランスを取るのが最適ですね」と、2品の組み合わせを推奨。
感想を述べてくれた女性鑑定師は「あおいさゆり」さん。占いの話で恐縮だが、記者も彼女も「食神」という星を持っている。美味しいものに関しては目がない性質を持っているので、もちろん記者も食べたのだが彼女の感想には同意できる。
さて、男性はどう思うのだろうか。記者は先入観で「甘いデザートピザなんて…」と思っていたのだが、実際にはそうでもなかった。実は男性の鑑定師が食べた感想は一言「これはアガル!」だった。テンションという言葉では不足するくらいの勢いで上がると言いのけたので、さくらピザの意外性と美味しさは男女関係ないのかもしれない。
ウケ狙いか実用性か?
今回のセミナーでは注文しなかったが、記者が自宅で注文したものに同じく期間限定の「ピザ耳」だけを楽しめる「チーズツイストブレッド」がある。
なんとピザの耳だけを美味しく食べることができるように調理したものだ。しかし宅配でやってきたパッケージが何とも言えない面白さがある。ハッキリ言ってしまうと「誰かの食べ残しを宅配された」感がどことなくあるのだ。ピザの耳だけを4切れ宅配されても、食べかけに見えなくもない。
もちろんチーズがちゃんとかかっているので、よく見れば独立した立派なメニューだとわかるのだが、一瞬目を疑うパッケージには度肝を抜かれる。その意味ではグループで注文する際の「ウケ狙い」としての一品に挙げるとよい。
さて、実際に食べて見ると、これが結構おいしいことに気が付く。「耳」独特のパリパリ感やサクサク感もさることながら、その味付けに感心する。ただチーズを掛けただけではなく、ガーリックオイルが効いていてビールにぴったりな実用的なおつまみだ。同社によると「ピザ耳が主役の商品があってもいいのではないか、ピザ耳こそ愛してほしい!」という想いで開発したようだが、これなら食事ではなく酒のあてとして3つくらい注文しても大丈夫だ。
今回は会議や会合、グループでの「食事」以外でのピザの活用方法について書いたが、そう考えると食事だけではないピザの可能性があるものだと改めて思った普段とは違うピザ体験だった。
※写真はすべて記者撮影