ホワイトデーというのはアメリカにはないです。日本が新たに作り出した恒例行事になるのでしょうね。日本人って律儀と言うか、贈られたら贈り返すという美しき風習の名残なのかもしれません。
ただ、ホワイトデーも日本のバレンタインデーも建前が主流で、ちょっとお気の毒に思える時もあります。アメリカのバレンタインデーは、男性から女性にギフトが贈られ、チョコレートショップも繁忙期ですが、更に花屋はオンラインも含め書き入れ時です。
アメリカのバレンタインデーは男性が本命の人にしか贈り物をしませんが、日本では特に働く若い女性は職場のお世話になっている男性に配る感じであげる人も多い様で、気も遣うし、お金も使うし、バレンタインデー・ブルーにならないか心配です。
そういう建前的な日本のバレンタインデーが根付いてしまったため、気苦労する女性達をねぎらう意味で一ヵ月後、男性がお返しをするようになったのではないでしょうか❓と考察するのです。
バレンタインデーはデパートも商戦逞しく、派手に売り込むのでしょうが、ホワイトデー、この場合ももう日本は商業ベースに乗らされているのでしょうか❓ ある意味、ホワイトデー用にギフトを買い込む男性はモテモテ度が高いとアピールするように、男性のプライドをくすぐる儀式になっているのかもしれません。
書き進めていくうちに、キチンとホワイトデーの定義を知ろうと検索しますとウィキペディアにはこうあります。
ホワイトデーとは、一般的にバレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてキャンディ、マシュマロ、ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日とされる。日付は3月14日。ただし、近年(2000年代以降)の日本では、「友チョコ」や「自分チョコ」、「義理チョコ」などバレンタインデーの習慣が多様化してきていることから、ホワイトデーにも「友チョコ」や「義理チョコ」のお返しが行われるなど多様化が見られる。
ホワイトデーの習慣は日本で生まれ、中国大陸や台湾、韓国など東アジアの一部でも見られる。欧米やオセアニア、アフリカなどその他の世界ではこういった習慣は見られない
『日本で生まれ、中国大陸や台湾、韓国など東アジアの一部でも見られる』、ココ、ポイントです! やはり、お返し文化のあるアジアのメンタリティーが生きているから、先ず日本で生まれ、そして東アジアに派生したのではないでしょうか❓
そろそろ、ホワイトデーですね。この週末、ホワイトデーの買い物に忙しいモテ男子も多いのではないでしょうか。それに会社の部長あたりは、ちょっとにやけ顔で若い女性が好みそうなチョコ、クッキー、マカロン等などを店頭で爆買いする姿は、ステイタスの象徴かもしれませんね。
ホワイトデーを翌週に控えた今週末は、男性が大勢デパートに押しかけるかもしれませんね。その光景って想像するだけでなんだかユーモラスです。