< 下粟の村 このショットしか撮れない(長野、飯田、上村 著者撮影/iPhone)>
最悪に近い交通アクセスにも関わらずしかも平日、インスタ映えブームということでそれなりに人が来ている。
偉いのは「ここから見るとマチュピチュみたい!」という事実を発見した人と、それを何とか観光資源化してしまった上村?飯田市?の人たちの熱意と執念だろう。ただ、今のままだと一車線の狭い道路を運転してきて、駐車場から山道を20分歩いてたどり着いたビュースポットから写真が一枚撮れる…というだけのことなので、一度来た人はもう二度と来ようとは思わないと思う。
「なんでわざわざこんな不便なところに住んでるの?」とか「下粟村というぐらいだから粟しか取れないの?」とか訪れる人としては色々考えてしまうわけで、この光景をサステイナブルな観光資源にしたいのなら、そういう疑問に答えるストーリーが必要だと思う。今のままだと紹介するライターさんも「マチュピチュみたいに見える村」としか書きようがないと思う。
長野県の周辺の自治体はどこも観光に目一杯力をいれているみたいだ。観光でもなきゃこんなとこに来ないもんなぁ、きっと。人気観光スポットにしたければあと二工夫、三工夫ぐらい、いやもっと必要かなぁ?今後とも頑張ってください!
了